自然数・準備学習・計算トレーニング

学習に合ったプリントの選び方

まず、学校や家庭で学んだことのある内容から選び、いきなり難しい問題を増やさずに一つずつ進めます。一桁のたし算に慣れたら、10をつくる計算、数直線を使う問題、二桁のたし算へ進む方法があります。答えを出す前に、十の位と一の位が何を表しているかを説明してもらうと、計算の意味を確かめられます。手順があいまいなときは、絵や小さな数に戻り、どこで迷ったのかを一緒に見つけます。

問題と答えのプリントは、短い練習に使えます。説明を読み、最初の一問を声に出して解いたあと、二、三問を自分で取り組んでもらいます。答え合わせでは、正解かどうかだけでなく途中の考え方も確認します。位をそろえ忘れたのか、くり上がりを落としたのか、問題文の意味を取り違えたのかによって、次に練習する内容は変わります。最初の手順を説明できるようになったら、数を変えた問題でも同じ考えを使えるか試します。

かけ算は、同じ数ずつのまとまりや点の並び、九九のきまりと結びつけて考えます。わり算では、いくつの同じまとまりに分けられるか、余りが場面の中で何を意味するかを話し合います。分数を比べるときは、もとになる大きさが同じかを先に確かめます。小数のたし算では小数点をそろえ、各位の数字を読みます。こうした確認は、計算の間違いと考え方のつまずきを分ける助けになります。

プリントは学年や単元だけで決めず、今できることと次に練習したいことに合わせて選びます。集中が切れてきたら問題数を減らし、同じ間違いが続いたら一度休みます。難しかった手順を記録し、絵や具体的な例に戻ってから、少し違う数でやり直すと理解を確かめられます。短い練習をくり返し、解き方を説明する時間もつくることで、答えを覚えるだけでなく新しい問題にも考え方を使えるようになります。