指導ガイド
整数の何分のいくつかを図に表す
整数の何分のいくつかを求める
整数で表された個数や量の、何分のいくつかを求める学習です。分数のかけ算を、部分の繰り返しや、ある量の一部を求めることと結びつけます。かけ算の記号を見て、必ず数が大きくなると思い込まないよう、実際の量を確かめます。印を付けたり色を塗ったりする活動では、答えの数を書くことよりも、全体と部分の関係を絵で表すことに重点を置きます。印を付けた部分の数と単位が、示された分数と一致するか一緒に確かめます。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数と約分、仮分数・帯分数の変換
指導の進め方
- 6個を2個ずつ3組に分け、そのうち2組に印を付けて、4個になることを確かめます。
- 全体の境界と、同じ大きさの単位を先に確かめます。
- 必要な部分だけに印を付け、表した分数を言わせます。
- 6個全体の1/3は2個、その2組分が4個になることを図で確かめます。
例題と解き方
6 × 2/3を絵に表しましょう。
- 6個を2個ずつ3組に分け、そのうち2組、合わせて4個に印を付けます。
- 最初の全体を基準にして表した量を確かめます。
例題の答えを見る
6個を2個ずつ3組に分け、そのうち2組の4個に印を付ける。よくある間違いと教え方
計算の途中で全体の基準を変える
最初の全体を基準にしたまま、部分を取り出した結果を比べます。
印を付ける部分と全体を混同する
色を塗る前に、全体の数と選ぶ部分の数をそれぞれ指で確かめさせます。
理解度を確かめる質問
- 6個の2/3は、何個になる?
- 6個を同じ数ずつ3組に分けると、1組には何個? 2組分だと何個?
- 6個全部を指してみて。その2/3に当たるのは、どの4個?
プリントの活用と丸つけ後の指導
はじめは3~5問、全体の個数と選んだ個数を見比べます。6 × 2/3では、6個を2個ずつ3組に分け、そのうち2組を選ぶと4個になることを確かめましょう。
次の練習
- 繰り返しのたし算を表す絵と、ある量の一部を表す絵を区別する
- 同じ積を、約分前と約分後の二つの方法で求める