指導ガイド
筆算の空らんをうめる
小数第2位までのひき算・くり下がりあり
4.23−1.78の筆算で、くり下がりのときに変わる数を見ながら空らんをうめます。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位の単位を知っていること
- 同じ位の数を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 小数点を基準に、空らんの位を確かめます。くり下げるときは、借りた位の数を1減らし、くり下がった位の数に10を足します。
- 空らんのある位だけでなく、くり下がりによって変わった位も一緒に見ます。数を書き入れて、筆算全体が正しいか確かめます。
例題と解き方
次の筆算の□にあてはまる数を書きましょう。
4.23
− 1.78
─────
2.4□
- 4.23と1.78の小数点が縦にそろうように見ます。空らんは答えの小数第2位です。
- 小数第2位では3−8の計算ができないので、小数第1位の2から1くり下げます。13−8=5なので、□に5を書きます。
- 小数第1位には1が残ります。一の位から1くり下げて11−7=4を計算し、一の位は3−1=2であることを確かめます。
- 空らんをうめると、4.23−1.78=2.45になります。
- 2.45+1.78=4.23なので、空らんに入れた数5は正しいです。
例題の答えを見る
5よくある間違いと教え方
上下の数の位置に関係なく大きい数から小さい数を引いたり、くり下げたあとに借りた位の数を減らさなかったりする
上の数から下の数を引くという向きを保ちます。くり下げるときは、借りた位の数を1減らし、くり下がった位の数に10を足します。
答えだけを見て、計算の理由を省いてしまう
空らんの位と、くり下がりによって変わった数を言葉で説明します。数を書き入れて、筆算全体が正しいか確かめます。
理解度を確かめる質問
- この問題の4.23-1.78では、空らんはどの位かな。その位では、どうしてくり下がりが必要なのかな?
- 2.75−0.37では、小数第2位の5から7がひけないね。どこから1くり下げる?
- 4.23−1.78の小数第2位は、3から8がひけないね。どこから1くり下げる?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初の数問は空らんの位を一緒に見て、2.75−0.37では小数第2位から順に計算してみましょう。
次の練習
- 代表例の筆算4.23−1.78=2.4□の空らんをもう一度うめ、同じ条件の新しい問題2問にも取り組みます。
- 「筆算の空らんをうめる」で説明につまった段階だけ、もう一度練習します。数を読むのが難しければ位取り表、計算が難しければ整数の計算で、原因を見分けます。