指導ガイド
筆算の空らんをうめる
小数第1位までのひき算・くり下がりなし
この活動の学習内容は「小数第1位までのひき算・くり下がりなし」です。「筆算の空らんをうめる」方法で練習します。小数点を基準に同じ位を確かめ、くり下がりなしで計算して、空らんに入る数字を求めます。
まず確認すること
- 小数第1位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 小数点と同じ位の数字が上下にそろっているか確かめ、空らんがどの位かを見つけます。
- この問題では、どの位でも上の数字が下の数字以上です。くり下がりなしで同じ位どうしをひけます。
- 空らんのある位の計算を確かめ、必要な数字を求めます。数字を入れて、筆算全体が合っているか確かめます。
例題と解き方
次の筆算の□にあてはまる数字を書きましょう。
4.7
− 2.3
─────
□.4
- 4.7と2.3の小数点はそろっていて、空らんは答えの一の位です。
- 小数第1位の計算は7 − 3 = 4なので、答えの小数第1位の数字4は合っています。
- 一の位の計算は4 − 2 = 2です。どちらの位もくり下がりなしで計算できます。
- したがって答えは2.4で、空らんに入る数字は2です。
- 空らんに2を入れて、筆算の答えを2.4にします。
- 完成した答え2.4を使って、2.4 + 2.3 = 4.7になるか確かめます。
例題の答えを見る
2よくある間違いと教え方
小数点をそろえず、異なる位どうしを計算する
小数点をそろえ、同じ位どうしを計算します。
答えだけを見て、計算の理由を飛ばす
空らんのある位の計算を確かめ、必要な数字を求めます。数字を入れて、筆算全体が合っているか確かめます。
理解度を確かめる質問
- この筆算の空らんはどの位かな?どんな計算で求められるかな?
- □に2を入れると答えは2.4だね。2.4+2.3で4.7に戻るかな?
- □は一の位だね。4-2はいくつかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は4.7−2.3の□を一緒に求め、筆算を完成させてからお子さんに任せましょう。
次の練習
- 代表例題4.7 − 2.3の筆算で一の位の答えを隠してから、空らんをもう一度うめ、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「筆算の空らんをうめる」で説明に困った段階だけ、もう一度練習します。数字を読み取るのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算を使って、原因を見分けます。