指導ガイド
小さい数から順に書く
分母が異なる分数の大きさを比べる
分母が異なる分数の大きさを比べるための指導資料です。分母が異なる分数は、通分して同じ大きさの単位分数にそろえてから分子を比べます。分子だけを比べると、単位分数の大きさの違いを見落としてしまいます。比べるときは、各数を同じ基準で判断することが大切です。順序を決めたあと、隣り合う2つの数をもう一度比べると、途中の順序の間違いを見つけやすくなります。
まず確認すること
- 全体1つと、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
指導の進め方
- 共通の分母にそろえた4つの分数の分子を比べます。
- 比べる単位が同じか確認します。
- 最小値・最大値、または隣り合う2つの数の大きさを、根拠とともに確認します。
- 分母を660にそろえると、7/12=385/660、6/11=360/660、2/10=132/660、3/6=330/660です。小さい順に並べます。
例題と解き方
7/12、6/11、2/10、3/6を小さい順に並べましょう。
- 分母を660に通分すると、7/12 = 385/660、6/11 = 360/660、2/10 = 132/660、3/6 = 330/660です。
- 132 < 330 < 360 < 385なので、2/10 < 3/6 < 6/11 < 7/12です。
例題の答えを見る
2/10 < 3/6 < 6/11 < 7/12よくある間違いと教え方
分子だけを見て大きい数を選ぶ
1/2と2/5のように、分子が大きくても全体の値は小さい場合がある例を使います。
表記されている数が大きいほうを、いつも大きい値だと判断する
同じ全体を表した図や、通分した表記を使って実際の大きさを確認します。
理解度を確かめる質問
- 2つの分数で単位分数の大きさが違うけれど、分子だけを比べてもいいかな?
- 表し方を変える前と後で、値が同じだと言えるのはどうしてかな?
- 6/11と7/12はどちらが大きいか、分母をそろえて見てみよう。
プリントの活用と丸つけ後の指導
順番に迷ったら、となり合う2つの分数を同じ分母にそろえて比べ直しましょう。
次の練習
- 大きさの等しい分数を、図と通分の両方で確認する
- 比べた2つの数の間に入る分数を1つ見つける