指導ガイド
筆算で計算する
3けたのひき算(連続くり下がり)
同じ位どうしを引き、必要なときは左の位の1つ分を10個に分けて表す考え方を身につけます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解する
- 1けたのたし算・ひき算
指導の進め方
- 一の位を基準にして、2つの数の位をそろえます。一の位から順に計算し、位の値やくり下がりについて説明させます。
- ひかれる数とひく数の同じ位の数字をそろえます。
- 一の位は、十の位から1くり下げて12−8。十の位は、百の位から1くり下げて12−7。最後に百の位の5−2を計算します。
- くり下げた左の位の数字も1小さくなったか確かめます。また、差にひく数をたして、もとの数になるか確かめます。
例題と解き方
632 − 278を計算しましょう。
- 一の位の2から8を引けないので、十の位から1くり下げます。十の位の数は2になり、一の位の数は12になります。
- 一の位:12−8=4。
- 十の位の2から7を引けないので、百の位から1くり下げます。百の位の数は5になり、十の位の数は12になります。
- 十の位:12−7=5。
- 百の位:5−2=3。
- 差は354です。354+278=632となることを確かめます。
例題の答えを見る
354よくある間違いと教え方
くり下げたあと、左の位の数字をそのままにします。
位取りのブロックで、1つ分を分けてみましょう。一の位にくり下げたあと、小さくなった十の位の数で引けるか確かめます。もう一度くり下げると、百の位の数字も1小さくなることを確認させます。
数字の左端をそろえて、異なる位どうしを計算します。
同じ位どうしが縦にそろっているか、まず確かめましょう。
理解度を確かめる質問
- 632−278は、まず一の位の2から8。十の位の3をどう使う?
- 632−278は、どの位を2回くり下げるのかな?計算の順に話してみて。
- 632は百が6つ、十が3つ、一が2つ。278はそれぞれいくつかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え354になる理由を子どもが説明できるか確かめます。残った部分と引いた部分を合わせると、もとの数になるかに注目します。最初の2問は解き方を説明させ、そのあとの3問は一人で解かせます。同じ間違いが続くときは計算量を増やさず、問題を図や物で表します。
次の練習
- 残った部分と引いた部分を合わせるともとの数になるか確かめたあと、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 一人で説明するのが難しければ、例の数をもっと小さくして、物を使って確かめます。