指導ガイド
筆算の空らんをうめる
2けた×1けた(くり上がりあり)
九九を何けたもの数に広げ、部分積の位の値を正しく捉えます。
まず確認すること
- それぞれの位の数字が表す値を理解すること
- 1けたのたし算・ひき算、または九九
指導の進め方
- 空らんが答えのどの位かを見て、その位の計算をして数字を入れます。
- 一の位の数字に、かける数をかけます。10以上なら、次の位にくり上げる数を別に覚えておきます。
- 次の位の数字とかける数の積に、くり上がった数を足します。一番上の位までくり返します。
- かけられる数を位の値に分けて、それぞれにかけて足した値と比べます。
例題と解き方
27 × 4の筆算の答えが空らんです。空らんをうめましょう。
27
× 4
─────
□□□
- 27は20と7に分けられます。20×4と7×4を計算すると、80+28=108です。
- それぞれに4をかけて足すと、108です。
- 27×4=108。九九とくり上がりをもう一度確かめます。
- 百の位の空らんには1、十の位の空らんには0、一の位の空らんには8を書き、計算が合っているか確かめます。
例題の答えを見る
108よくある間違いと教え方
位ごとにかけたあと、くり上がった数を足しません。
たとえば27×4では、一の位で7×4=28なので8を書き、2をくり上げます。次は2×4+2=10です。十の位の10は100を表すので、答えが108か確かめます。
空らんのまわりの数字を見て、答えを予想します。
空らんに入れた数を式に入れて、答えが合うか確かめましょう。
理解度を確かめる質問
- 今くり上げた数は、どこから出てきたのかな?
- 答えの空らんに1・0・8が入るのは、それぞれ何の計算から?
- 空らんの数を入れると、前と後の両方が合うかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、代表例題の答え108を子どもが説明できるか見ます。各位の積と、くり上がる数または部分積の位置が合っているかを確認します。空らんを1つうめたら、その前後の式や並びをもう一度読ませます。答えだけ合っている場合も、どの数が抜けていたのか理由を確認します。
次の練習
- 各位の積と、くり上がる数または部分積の位置が合っているかを確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 一人で説明するのが難しければ、代表例題の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。