指導ガイド
わり算のまちがった手順を直す
3けた÷2けた・商を調整する
わる数が何回入るかを求め、残った数がわる数より小さいか確かめます。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を上から一段階ずつ確かめさせます。最初にまちがったところを見つけたら、その段階から計算し直し、右側の欄に正しい解き方を書きます。
- 商の十の位を見積もり、わる数をかけて72をこえないか確かめます。
- 見積もった数にわる数をかけ、72より大きければ商を一つ下げます。今回は39×2=78が72をこえるので、商の十の位は1です。72−39=33を計算し、一の位の5を下ろして335にします。
- わる数×商+あまりがもとの数と等しいか、あまりがわる数より小さいかを確かめます。
例題と解き方
725÷39の筆算で、商の十の位に2と書いてあります。見積もりを1に直し、計算も正しく書き直しましょう。
- 39×2=78は72より大きいので、商の十の位は2ではなく1です。「見積もり2→調整1」と書きます。
- 商の十の位に1を書き、39×1=39、72−39=33を計算します。一の位の数字5を下ろして335にします。
- 39×8=312、335−312=23なので、商の一の位に8を書きます。商は18、あまりは23です。
- 39×18+23=725です。23<39なので、あまりの条件も合っています。
- 商の十の位を2から1に直すと、商は18、あまりは23です。39×2=78が72をこえるので、商を1に下げたと説明します。
例題の答えを見る
見積もり2 → 調整1、商 18、あまり 23よくある間違いと教え方
残った数がわる数以上なのに、計算をやめてしまいます。
あまりがわる数以上なら、まだ商を増やせます。商に0を書く位もあるので、位を確かめながら進めましょう。
答えだけを直して、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえた段階と、直した理由を一緒に話させましょう。
理解度を確かめる質問
- このあまりで、もうひとまとまり作れるかな?
- 39×18は702だね。そこにあまりの23を足すと725になるかな?
- 72から39をひくと33。5を下ろすと、いくつになるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、代表的な例で商が18、あまりが23になる理由を、お子さんが説明できるか確かめます。商とあまりを書きまちがえていないか、あまりがわる数より小さいかに注目します。まちがった答えをすぐに直させず、例のように最初にまちがえた計算を指し、その理由を説明させます。
次の練習
- 商とあまりを書きまちがえていないか、あまりがわる数より小さいかを確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 725÷39なら、まず72÷39から考えてみます。39×2は72をこえるかな?39×1ならどうかな?