指導ガイド
分数のひき算
帯分数−真分数・くり下がりなし
2 3/4 − 1/3などの分数のひき算を練習します。3/4を9/12、1/3を4/12に直し、整数部分の2はそのままにして引きます。最初の1問は、分母をそろえる理由を子どもに説明してもらいましょう。
まず確認すること
- 1つ分の全体と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数、約分、仮分数と帯分数の変換
指導の進め方
- 2つの数の分母と整数部分を確認し、必要な通分や単位の変換を先にします。
- 最初の問題では、考えた順序を言葉で説明させます。
- 次の問題はひとりで解かせ、答えを別の表し方や逆算で確かめます。
- 例題の2 3/4 − 1/3で、分母を12にそろえたときも分数の大きさが変わらない理由を説明してもらいます。
例題と解き方
2 3/4 − 1/3
- 分母4と3の公倍数で通分します。
- 帯分数を仮分数にするか、整数部分と分数部分に分けて計算します。
- 分母をそろえたまま、分子どうしをひきます。
- 答えを約分し、必要なら帯分数に直します。
- 2 3/4 − 1/3 = 29/12
例題の答えを見る
29/12よくある間違いと教え方
分母もひく
分母は分数の単位を表します。分子を計算する前に、2つの分数の単位が同じか説明させます。
答えが合っていれば理解していると判断する
どのきまりを使ったかを1行説明させ、同じ形の問題をもう1問確認します。
理解度を確かめる質問
- 3/4と1/3を、分母が12の分数に直してみよう。
- 9/12から4/12を引いたら、整数部分の2はどうなる?
- 29/12に1/3を足すと、2と3/4に戻るかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず3〜5問を一緒に解きます。3/4を9/12、1/3を4/12に直し、整数部分の2はそのままにして引きます。分母と分子のどちらに何をかけたか説明できたら、次は一人で取り組ませましょう。迷うときは、同じ大きさの図を分けて考えます。
次の練習
- 通分だけが必要な問題と、通分とくり下がりの両方が必要な問題を比べる
- 求めた差にひいた数をたし、分母をそろえて計算して確かめる