指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
10から1けたの数を引く
10−6の答えが5になっていたら、10個から6個を取ると何個残るか、おはじきで確かめて直します。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった計算を上から順に1段階ずつ確かめさせます。最初にまちがったところを見つけたら、その段階から計算し直し、右の欄に正しい計算を書きます。
- ひく数とひかれる数の同じ位の数字をそろえます。
- 一の位の数がひく数より小さいときは、十の位から1をくり下げて、一の位を10にしてからひきます。
- 十の位の数字も1小さくなったか確かめ、差にひく数をたすと、もとの数になるか確かめます。
例題と解き方
10−6の筆算で、ある子が一の位を10−6=5と計算しました。まちがいを直しましょう。
- その子が書いた一の位の計算10−6=5が正しいか確かめます。
- 一の位の0から6はひけないので、十の位から1くり下げます。十の位は0になり、一の位は10になります。
- 1の位:10−6=4。
- 十の位:0−0=0。
- 差は4です。4+6=10という式で確かめます。
- 一の位の10−6=5を10−6=4に直します。したがって正しい答えは4です。
例題の答えを見る
4よくある間違いと教え方
くり下げた後、左の位の数字をそのままにします。
位取りブロックでまとまり1つをくずしてみましょう。十の位の1が0になり、一の位が10になるか確かめさせます。
答えだけを変えて、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえた段階と、直した理由を一緒に話させましょう。
理解度を確かめる質問
- 十の位の1をばらにしたね。十の位に残る数字は何かな?
- 10個から6個取ると何個残る? おはじきで見せてくれる?
- 10−6=5になっているね。おはじき10個から6個取ると、いくつ残るかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え4をどうして求めたのか、お子さんが説明できるか見ます。残った部分とひいた部分を合わせると、もとの数になるかを確かめましょう。まちがった答えをすぐに直させず、例のように最初にまちがえた計算を指さし、理由を説明させます。
次の練習
- 10−6=5の誤りを直したら、10個から6個取ると4個残ることを図でも確かめましょう。
- 自分で説明するのが難しければ、10個の物を使って例を実際に確かめます。