指導ガイド
筆算の空らんをうめる
整数−小数
5−1.7の筆算で空らんをうめます。5を5.0と書いて小数点をそろえ、ひけない位では左の位から1くり下げて、今の位の数に10を足します。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 小数点をそろえてから、小さい位から引きます。ひけないときは、左の位から1くり下げて、今の位の数に10を足します。
- 筆算の空らんがどの位にあるかを確認します。くり下がりを反映して空らんに入る数字を求め、書き入れたあと、計算全体が合っているか確認します。
例題と解き方
次の筆算の□にあてはまる数字を書きましょう。
5.0
− 1.7
─────
□.□
- 5と1.7を、小数点以下の桁数が1桁になるように、5.0、1.7と書きます。
- 5.0から同じ位の1.7を引くと3.3です。小数点はそろえた位置に書きます。
- 一の位から1をくり下げ、小数第1位で10−7=3を計算します。一の位は4−1=3です。
- 答えの小数点の位置を確認し、一の位と小数第1位の空らんに、それぞれ3を書きます。
- 空らんをうめると3.3になります。3.3+1.7=5なので、引き算は合っています。
例題の答えを見る
3.3(2つの空らんにそれぞれ3)よくある間違いと教え方
それぞれの位で大きい数字から小さい数字を引いたり、くり下げた位の数を減らしたりしない
上の数から下の数を引くという順序を守ります。1をくり下げた位は1小さくなり、受け取った位は10大きくなります。
答えだけを見て、解き方の理由を確かめない
筆算の空らんがどの位にあるかを確認します。くり下がりを反映して空らんに入る数字を求め、書き入れたあと、計算全体が合っているか確認します。
理解度を確かめる質問
- この問題の5−1.7では、それぞれの数字がどの位を表しているか言ってみようか?
- 2−0.□□=1.12では、□に入る数字をどう考えたらいい?
- 5−1.7を筆算するとき、5を5.0と書くのはなぜかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初の数問は2.00に直すところから一緒に。2−0.□□=1.12では、答えとの差から□に入る数を考えましょう。
次の練習
- 代表例の5−1.7は答えを隠して解き直し、同じ条件の新しい問題2問にも取り組みます。
- 「筆算の空らんをうめる」で説明に詰まった段階だけをもう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算に分けて、つまずきの原因を見分けます。