指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
2けた+1けた(くり上がりなし)
2つの数を合わせたり、同じ位どうしを足したりして、和を求めます。このタイプでは、どの位でも10個を新しいまとまりに換える必要はありません。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を上から順に一つずつ確かめます。最初にまちがえたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右の欄に正しい解き方を書きます。
- 2つの数が表す個数、または同じ位の数字を確かめます。
- 各位の2つの数字を足し、その位に和を書きます。
- 和から一方の数を引くと、もう一方の数になるか確かめます。
例題と解き方
32 + 5を計算しましょう。ある子が答えを「38」と書きました。まちがった答えを直しましょう。
- 子どもが書いた答えをそのまま信じず、もとの条件と計算を確かめます。
- 一の位:2+5=7。7を書きます。
- 十の位:3+0=3。3を書きます。
- 和は37です。37−5=32という式で確かめます。
- したがって、直した答えは37です。どの位、またはどの関係でまちがえたのかを話します。
例題の答えを見る
37よくある間違いと教え方
2つのまとまりの境目を数えるときに物を1つ数え忘れたり、同じ位の数字をまちがえて足したりします。
2つの部分をそれぞれ確かめてから、合わせて数えてみましょう。いくつかの位がある問題では、同じ位の数字どうしを対応させます。
答えだけを直して、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえた段階と、直した理由を一緒に話してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- 和から最初の数を引くと、どんな数が残るかな?
- 例の32+5が37になる理由を、物や計算で見せてくれるかな?
- まちがった答えになり始めた最初の計算はどこかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え37を子どもが説明できるか確かめます。2つの部分を合わせた数と全体が同じかどうかを見ます。まちがった答えをすぐに直させず、例のように最初にまちがえた計算を指し、その理由を説明してもらいます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体が同じか確かめた後、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 32をブロックで作り、一の位の2に5を加えます。一の位は7、十の位は3のままです。