指導ガイド
筆算で計算する
2けた×1けた(くり上がりなし)
九九を何けたもの数に広げ、部分積の位の値を正しく捉えます。
まず確認すること
- それぞれの位の数字が表す値を理解すること
- 1けたのたし算・ひき算、または九九
指導の進め方
- 一の位の位置をそろえて、2つの数を並べます。それぞれの位の積と位の値を確かめながら計算させます。
- 一の位の数字に、かける数をかけます。23×3では3×3=9なので、一の位に9を書きます。
- 十の位の数字も2×3=6と計算して、十の位に6を書きます。
- 23×3=69で、それぞれの位の積が10より小さいため、くり上がりがないことを確かめます。
例題と解き方
23 × 3を計算しましょう。
- 23は20と3に分けられます。20×3と3×3を計算すると、60+9=69です。
- それぞれに3をかけて足すと、69です。
- 23×3=69です。3×3=9、2×3=6と計算し、それぞれ一の位、十の位に書けているか確かめましょう。
例題の答えを見る
69よくある間違いと教え方
くり上がりのないかけ算なのに、上の位の数字を足したり、くり上げて書いたりします。
23×3では、一の位の3×3=9と、十の位の2×3=6をそれぞれ確かめます。それぞれの位の計算が10未満なら、くり上がりはありません。
数字の左端をそろえて、違う位どうしを計算します。
同じ位どうしが縦にそろっているか、まず確かめましょう。
理解度を確かめる質問
- どの位でもくり上がりがないのは、どうしてかな?
- 筆算の6と9は、それぞれどの位に書く数字かな?
- この数をものや位ごとのまとまりで表すと、どうなるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、代表例題の答え69を子どもが説明できるか見ます。各位の積と、くり上がる数または部分積の位置が合っているかを確認します。最初の2問は解き方を言わせ、そのあとの3問は一人で解かせます。同じまちがいが続く場合は、計算量を増やさず、問題を絵やものに置きかえます。
次の練習
- 各位の積と、くり上がる数または部分積の位置が合っているかを確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 一人で説明するのが難しければ、代表例題の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。