指導ガイド
筆算の空らんをうめる
小数第2位×小数第2位
この活動で学ぶ内容は「小数第2位×小数第2位」です。「筆算の空らんをうめる」方法で練習します。まず整数の積を計算し、2つの数の小数点以下の桁数の合計に合わせて、積の小数部分の桁数を確保します。桁数が足りないときは、左に0を補います。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- まず整数の積を計算し、2つの数の小数点以下の桁数の合計に合わせて、積の小数部分の桁数を確保します。桁数が足りないときは、左に0を補います。
- 空らんの前後の式を一緒に読みます。示された計算の中で必要な単位や数を求め、書き入れた値をもう一度代入して、両辺が等しいか確かめます。
例題と解き方
次の筆算の空らんにあてはまる数を書きましょう:24×5=120, 24×10=240, 120+240=360, 0.24×0.15=[ ]。
- 0.24は24÷100、0.15は15÷100と表せます。
- 筆算の部分積120と240を足して、整数の積24×15=360を求めます。
- これを10000で割ると0.0360です。積を小数点以下4桁で表し、末尾の0を省略して0.036と書くこともできます。
- もとの式の値は0.036です。0.0360と0.036は末尾の0を省略したかどうかだけが異なり、値は同じです。
- 空らんは積を表すので、部分積の和360に、2つの数の小数の桁数を合わせた4桁を適用したか確かめます。
- 空らんに0.0360または0.036を入れ、もとの式の両辺が等しいか確かめます。
例題の答えを見る
0.0360 または 0.036よくある間違いと教え方
2つの数の小数点の位置をそろえて掛けたり、積の小数点の位置を1桁まちがえたりする
たし算と掛け算の方法を区別します。0.24×0.15は24×15を10000で割った値です。2つの数の小数の桁数を足して、積の小数点の位置を決めます。
答えだけを見て、計算の理由を省いてしまう
空らんの前後の式を一緒に読みます。示された計算の中で必要な単位や数を求め、書き入れた値をもう一度代入して、両辺が等しいか確かめます。
理解度を確かめる質問
- この問題の0.24×0.15では、それぞれの数字がどんな単位を表しているか、言ってみようか。
- 0.31×0.99の積は、小数点以下何桁になるかな?
- 0.31×0.99の空らんには、どんな数が入るかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
初めは3~5問を一緒に読み、残りは子どもが解きます。「筆算の空らんをうめる」でまちがえた問題は、2つの数の小数の桁数と積の小数点の位置をもう一度説明してから、数字を変えた問題を1問だけ解き直します。速さより、同じまちがいが繰り返されていないかを見てください。
次の練習
- 代表例の0.24×0.15を答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「筆算の空らんをうめる」で説明につまった段階だけ、もう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算に戻って、原因を見分けます。