指導ガイド
同じ大きさを表す数を結びつける
等しい大きさの分数を作る
分子と分母に同じ数を掛けたり、同じ公約数で割ったりしても、分数の大きさは変わりません。一つ分を細かくすると、その分だけ取る数も増えるので、表す大きさは変わりません。結びつける活動では、形が似た表し方を選ぶのではなく、それぞれの値を確かめさせます。1組を線で結んだ後、同じ量である根拠を説明させると、推測で解いたかどうかが分かります。
まず確認すること
- 1つ分の全体と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
指導の進め方
- 分母が何倍になったかを確かめ、分子にも同じ数をかけます。
- まず左側の項目1つの値を求めます。
- 同じ値の右側の項目を探し、結びつけた根拠を説明させます。
- 代表例では、分子と分母に同じ数をかけて、2つの分数の値が等しくなるかを確かめます。
例題と解き方
2/3と右側の① 8/12 ② 2/12を結びましょう。
- 分子と分母に4をかけると、8/12になります。
- 分子と分母に同じ数をかけた選択肢だけ、分数の大きさが保たれます。
例題の答えを見る
①と結ぶよくある間違いと教え方
分母だけを倍にする
かけらをより細かく分けると、選んだかけらの数も同じ倍だけ増やす必要があります。
分子や数字の形だけが同じ項目を結ぶ
必要に応じて約分・通分をしたり、図のかけらを数えたりして、2つの値が等しいことを確かめます。
理解度を確かめる質問
- 2つの分数でかけらの大きさが違うのに、分子だけを比べてもいいのかな?
- 表し方を変える前と後で、値が同じだといえる根拠は何かな?
- 例題「2/3と右側の① 8/12 ② 2/12を結びましょう。」で、結ばなかった選択肢が異なる値になる理由を説明してくれるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に見て、同じ間違いが繰り返されていないか確認します。結びつける活動では、形が似た表し方を選ぶのではなく、それぞれの値を確かめさせます。1組を線で結んだ後、同じ量である根拠を説明させると、推測で解いたかどうかが分かります。単位の説明があいまいな場合は、計算量を増やさず、この概念の図や変換の練習に戻ります。
次の練習
- 同じ大きさの分数を図と通分でそれぞれ確かめる
- 分子と分母に同じ整数をかけて、等しい大きさの分数をさらに作る