指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
帯分数+真分数・整数部分へのくり上がりあり
分母が同じ分数のたし算では、1/5が何個分かを足します。1 4/5+2/5では6/5のうち5/5を1として整数部分に加え、2 1/5になります。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数、約分、仮分数と帯分数の変換
指導の進め方
- 整数部分の1はそのままにし、4/5と2/5を足します。6/5のうち5/5を1として、整数部分に加えます。
- まず元の計算を別にして、答えのおよその大きさを予想します。
- まちがった行を見つけ、なぜ値が変わったのか言葉で説明してもらいます。
- 例題のまちがいの原因と直した結果を、子どもにもう一度説明してもらいます。
例題と解き方
まちがった解き方:1 4/5 + 2/5 = 11/10。まちがいを直しましょう。
- まちがいの理由:分母まで足したため、単位が変わっています。分母は同じままにします。
- 帯分数を仮分数に直すか、整数部分と分数部分を分けて計算します。
- 分母はそのままにして分子どうしを足します。
- 答えを約分し、必要なら帯分数に直します。
- 1 4/5 + 2/5 = 2 1/5
- 直した答えを元の計算に当てはめるか、逆算で確かめます。
例題の答えを見る
2 1/5よくある間違いと教え方
分母まで足す
分母は、1を5等分したときの1つ分を表します。どちらも1/5ずつなので、分母は5のまま、分子を足します。
まちがった答えだけを消し、理由を確かめない
計算のきまりをまちがえて使った最初の段階と、単純な計算まちがいを区別して示します。
理解度を確かめる質問
- 分母は足さず、分子だけを足すのはどうしてかな?
- 4/5+2/5は6/5になるね。5/5を1として整数部分に加えると、分数部分はいくつ残る?
- 分母は10でいいのかな? 5のまま計算すると、答えはいくつ?
プリントの活用と丸つけ後の指導
分母まで足してしまうときは、1/5が何個分あるか図で数え直しましょう。4/5+2/5なら6/5で、5/5を整数の1に直します。
次の練習
- 分数部分の和が1より小さい場合と1以上の場合を比べる
- 求めた和から一方の数を引き、もう一方の元の数になるか確かめる