指導ガイド
筆算で計算する
何十×1けた
九九を何けたもの数に広げ、部分積の位の値を正しく捉えます。
まず確認すること
- それぞれの位の数字が表す値を理解すること
- 1けたのたし算・ひき算、または九九
指導の進め方
- 一の位の位置をそろえて、2つの数を並べます。一の位から順にかけ、位の値とくり上がりを言わせます。
- 何十は10のまとまりとして見ます。30は10が3つのまとまりです。
- 30×4は10が3×4=12まとまりなので、120です。
- 0をつけるやり方だけを覚えるのではなく、10のまとまりの数が12になった意味を説明します。
例題と解き方
30 × 4を計算しましょう。
- 30は10が3こ分です。だから、30×4は10が3×4=12こ分で、120になります。
- それぞれに4をかけて足すと、120です。
- 30×4=120。九九とくり上がりをもう一度確かめます。
例題の答えを見る
120よくある間違いと教え方
30×4を12と答え、10のまとまりという意味を見落とします。
3×4=12はまとまりの数で、1つのまとまりは10個なので、実際の数は120だと確かめます。
数字の左端をそろえて、違う位どうしを計算します。
同じ位どうしが縦にそろっているか、まず確かめましょう。
理解度を確かめる質問
- 今の12は、ばらの数かな?それとも10のまとまりの数かな?
- 30×4の筆算で、3×4=12の「12」は何を表している?
- この数をものや位ごとのまとまりで表すと、どうなるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、代表例題の答え120を子どもが説明できるか見ます。各位の積と、くり上がる数または部分積の位置が合っているかを確認します。最初の2問は解き方を言わせ、そのあとの3問は一人で解かせます。同じまちがいが続く場合は、計算量を増やさず、問題を絵やものに置きかえます。
次の練習
- 各位の積と、くり上がる数または部分積の位置が合っているかを確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 一人で説明するのが難しければ、代表例題の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。