指導ガイド
くり下がりの準備の式を完成させる
1と0.1をより小さい単位に直す
この活動では「1と0.1をより小さい単位に直す」ことを学びます。「くり下がりの準備の式を完成させる」方法で練習します。大きい単位1つを小さい単位10個に変えて、式の空らんをうめます。
まず確認すること
- 小数第1位・小数第2位の単位を知っている
- 同じ位の数字を見分け、整数の基本的な計算ができる
指導の進め方
- 1は0.1が10個分の量で、0.1は0.01が10個分の量です。この関係を使って、大きい単位1つを小さい単位10個に変えて表します。
- 空らんの前後の式を一緒に読みます。示された計算の手順から必要な単位や数を求め、入れた数をもう一度式に当てはめて、左右が等しいか確かめます。
例題と解き方
1.0 − 0.1 = (0.0 + [ ] × 0.1) − 0.1です。空らんにあてはまる数を書きましょう。
- 1.0を0.1単位に変えて、式を完成させます。
- 1.0は0.1が10個分の量なので、1.0 = 0.0 + 10 × 0.1です。
- したがって、空らんに入る数は10です。
- 空らんに10を入れて、1.0 − 0.1 = (0.0 + 10 × 0.1) − 0.1となるか確かめます。
- 左側の1.0 − 0.1も、右側の(0.0 + 10 × 0.1) − 0.1も、どちらも0.9なので、式が成り立ちます。
例題の答えを見る
10よくある間違いと教え方
大きい単位1つを小さい単位10個に変えない
1は0.1が10個分の量なので、10 × 0.1と表します。0.1は0.01が10個分の量なので、10 × 0.01と表します。
答えだけを見て、考え方を確かめない
空らんの前後の式を一緒に読みます。示された計算の手順から必要な単位や数を求め、入れた数をもう一度式に当てはめて、左右が等しいか確かめます。
理解度を確かめる質問
- この問題の1.0 − 0.1では、1.0を0.1単位にどう変えるかな?
- 1.0は0.1が10個分。そこから0.1を引くと、いくつ残るかな?
- 1.0を0.1のまとまり何個に直せば、0.1をひけるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は1.0を0.1が10個分に直して0.1を引く式を、一緒に完成させましょう。
次の練習
- 例題1.0 − 0.1の準備の式の答えを隠して、もう一度完成させます。同じ条件の新しい問題2問にも取り組みます。
- 「くり下がりの準備の式を完成させる」で説明につまずいたところだけ、もう一度練習します。数を読むのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算で原因を確かめます。