指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
2けた+2けた(くり上がり2回)
一の位から十の位へ、さらに十の位から百の位へ、くり上げながらたします。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を一の位の計算から一段階ずつ確かめさせます。最初にまちがえたところを見つけ、そこから計算し直して、右の欄に正しい解き方を書きます。
- 2つの数の一の位どうし、十の位どうしを計算できるよう、位をそろえます。
- 一の位からたします。和が10以上なら、一の位の数字を書き、次の位に1をくり上げます。
- 十の位の2つの数字とくり上がった1を合わせてたします。和が10以上なら、その一の位の数字を十の位に書き、百の位に1をくり上げます。百の位に1を書いてから、和を読みます。
例題と解き方
68 + 57を計算した次の解き方でまちがっているところを見つけ、正しく直して書きましょう。ある子どもは一の位を8+7=16と計算して6を書き、1をくり上げた後、十の位を6+5+1=12と計算して2を書き、百の位に1をくり上げて、答えを「126」と書きました。
68
+ 57
─────
126
- 最初のまちがいは、一の位の8+7=16です。8+7は15です。
- 一の位:8+7=15。5を書き、次の位に1をくり上げます。
- 十の位:6+5+くり上がった1=12。2を書き、次の位に1をくり上げます。
- 百の位にくり上がった1を百の位に書きます。和は125です。125−57=68となることを確かめます。
- したがって、直した答えは125です。一の位の計算を直し、答えの一の位の数字を6から5に変えます。
例題の答えを見る
125よくある間違いと教え方
くり上がった1を次の位でたしません。
くり上がりの印と次の位の計算を結び付けて読ませてください。くり上がりのない問題なら、同じ位どうしをたした数が10未満か確認します。
答えだけを直し、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえたところと、直した理由を一緒に言わせてください。
理解度を確かめる質問
- この位で10個をまとめると、次の位にはいくつ上がるかな?
- 8+7の答えは正しいかな? 一の位から計算し直そう。
- まちがった答えにつながった最初の計算はどこかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例題の答え125を子どもが説明できるか見ます。2つの部分を合わせた数と全体の数が同じかどうかに注目します。まちがった答えをすぐに直させず、例題のように最初にまちがえた計算を指摘してから、その理由を説明させます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体の数が同じか確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 一人で説明するのが難しければ、例題の数をより小さい数に変え、物を使って確かめます。