指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
3けた×2けた
乗法九九を多桁の計算に広げ、部分積の位を正しく捉えます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解する
- 1けたの加法・減法、または乗法九九
指導の進め方
- 上から順に計算を確かめ、最初にまちがえたところを見つけます。そこから直して、右の欄に正しい筆算を書きましょう。
- かける数を一の位と十の位に分けて考えます。
- 一の位の数をかけた部分積を求めます。かける数が2けたなら、十の位の部分積も求めます。
- 部分積は実際の位に合わせて足します。十の位をかけた行は、一つ左の位に合わせます。
例題と解き方
236×24を計算した子が、236×20=472、236×4=944、472+944=1416と書きました。まちがいを見つけて、正しく直しましょう。
- 子どもが書いた答えをそのまま信じず、もとの条件と計算を確かめます。
- 236×20は472ではなく4720です。
- 一の位の部分積:236×4=944。
- 十の位の部分積:236×20=4720。
- 944+4720=5664。
- 最初のまちがいは236×20=472と書いたところで、4720に直します。
例題の答えを見る
5664よくある間違いと教え方
十の位の部分積を一の位に合わせて書きます。
かける数の十の位の数字が、実際には何十を表すか言ってもらいましょう。1けたのかけ算では、かけたあとに繰り上げた数を足したか確かめます。
答えだけを直して、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえたところと、直した理由を一緒に説明してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- この部分積は何をかけた数で、どの位に合わせればいいかな?
- 例題の236×24が5664になる理由を、ものや計算を使って見せてくれる?
- まちがった答えになり始めた最初の計算は、どこかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例題の答え5664をどうしてそうなるのか、お子さんが説明できるか見ます。各位の積と繰り上げる数、または部分積の位置が合っているかを確認します。まちがった答えを見てすぐに直させず、例題のように最初にまちがえた計算を指し、その理由を説明してもらいます。
次の練習
- 各位の積と繰り上げる数、または部分積の位置が合っているかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 一人で説明するのが難しければ、例題の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。