指導ガイド
わり算のまちがった手順を直す
商に0が入るわり算
割る数が何回入るかを求め、余りが割る数より小さいか確かめます。
まず確認すること
指導の進め方
- 間違った筆算を上から順に一段階ずつ確かめてもらいます。最初に間違えたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右側の欄に正しい筆算を書きます。
- 大きい位から割り、商をその位にそろえて書きます。
- 商と割る数をかけた数を引き、次の位の数字を下ろして計算します。
- 割る数×商+余りが最初の数と同じか、余りが割る数より小さいか確かめます。
例題と解き方
625÷6の商と余りを求めましょう。ある子が筆算で25÷6=5と書き、商を105にしました。間違いを見つけて直しましょう。
- 25÷6の商を5としたところが間違いです。6×5=30は25より大きいので、商の一の位に5を書くことはできません。
- 百の位では6÷6=1で、十の位の2は6より小さいので、商の十の位に0を書きます。5を下ろしてできた25には6が4回入るので、商の一の位に4を書きます。
- 25−24=1なので、商は104、余りは1です。
- 6×104+1=625になるので、もとの数に戻ります。あまりの1も、わる数の6より小さく、答えは合っています。
- したがって、直した答えは商104、余り1です。間違えた位と直した理由を説明します。
例題の答えを見る
商104、余り1よくある間違いと教え方
残った数が割る数以上なのに、計算をやめてしまいます。
残った数で6のまとまりをもう一つ作れないか見ます。商に0が入る位も、0を書いておきましょう。
答えだけを直して、間違った途中の計算を残してしまいます。
最初に間違えた段階と、直した理由を一緒に説明してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- 残りの1個で、6個の組がもう1つできるかな?
- 104×6+1=625になるんだね。絵か式を使って、どうしてそうなるか教えてくれる?
- 25÷6の商を5にしてもいいかな? 6×5は25より大きいかな、小さいかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
代表例の答えが商104、余り1になる理由を子どもが説明できるか、まず確認します。商と余りを入れ替えて書いていないか、余りが割る数より小さいかを見ます。間違った答えをすぐに直させず、例のように最初に間違えた計算を指し示してから、理由を説明してもらいます。
次の練習
- 商と余りを入れ替えて書いていないか、余りが割る数より小さいかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 自分で説明するのが難しければ、代表例の数をもっと小さい数に変え、物を使って確かめます。