指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
3けたのたし算(くり上がり1回)
同じ位どうしをたし、10個集まったら次の位の1個にする考え方を身につけます。
まず確認すること
指導の進め方
- 間違った筆算を一の位から1けたずつ確認させます。最初に間違ったところを見つけたら、その位から計算し直し、右の欄に正しい解き方を書きます。
- 2つの数の一の位どうし、十の位どうし、百の位どうしを計算できるように、位をそろえます。
- 一の位からたします。計算した数が10以上なら、その一の位の数字を書き、次の位に1をくり上げます。
- 次の位の2つの数字をたすとき、くり上がった数があればいっしょにたします。最後の位まで計算し、百の位からくり上がったら千の位に1を書いてから、和を読みます。
例題と解き方
246 + 327を計算した子どもの筆算です。一の位は6+7=14と計算して4を書き、1をくり上げました。十の位は4+2+1=7、百の位は2+3=5と計算し、答えを「574」と書きました。間違った計算の手順を見つけて、正しく直しましょう。
- 最初に間違っているのは、一の位の6+7=14です。6+7をもう一度計算します。
- 一の位: 6+7=13。3を書き、1を次の位にくり上げます。
- 十の位: 4+2+くり上がった1=7。7を書きます。
- 百の位: 2+3=5。5を書きます。
- 和は573です。573−327=246という式で確かめます。
- 6+7は14ではなく13なので、和の一の位の数字4を3に直します。したがって、直した答えは573です。
例題の答えを見る
573よくある間違いと教え方
くり上がった1を次の位でたしません。
くり上がった1がどの位に移るかを示し、次の位でいっしょにたしたか確認してください。
答えだけを直し、間違った途中の計算をそのままにします。
最初に間違えたところと、直した理由をいっしょに言わせてください。
理解度を確かめる質問
- この位で10個をまとめると、次の位にいくつくり上がるかな?
- 例の246+327が573になる理由を、物や計算で見せてくれる?
- 間違った答えになり始めた最初の計算は、どの部分かな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え573を子どもが説明できるかを見ます。2つの部分を合わせた数と全体が同じかどうかに注目します。間違った答えを見てすぐに直させず、例のように最初に間違えた計算を指し示してから、理由を説明させます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体が同じかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 難しければ、246+327の一の位をもう一度計算し、6+7=13になることをもとに答えを直します。