指導ガイド
分数の式の空らんに入る数を求める
分数の式の空らんに入る数を求める
空らんにあてはまる数を求める分数の四則計算を扱う指導資料です。いくつかの計算を組み合わせるときも、分数の単位と計算の意味を先に確認します。空らんが計算に使う数なのか、計算の答えなのかを見つけることが出発点です。空らんの問題では、式にある数どうしの関係を読み取ります。計算記号と空らんの位置に応じて、計算または逆算を選び、等号の両側の値が同じか確かめます。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数と約分、仮分数・帯分数の変換
指導の進め方
- 計算記号と空らんの位置を言わせ、適切な計算または逆算を選びます。
- すでに書かれている数がどんな役割か確認します。
- 空らんを1つ埋めたら、式の前後が同じ値か確かめます。
- 代表例の解き方に単位を変える段階があるか確認し、なければ元の単位のままにした理由を確認します。
例題と解き方
□ + 1/3 = 5/6
- 和から分かっている部分を引きます。
- 5/6 − 1/3 = 1/2です。
例題の答えを見る
1/2よくある間違いと教え方
どの空らんも同じ方法で求める
足し算の和を求める場合と、足される数を求める場合を区別し、式にあてはめて確かめます。
空らんに前にある数をそのまま入れる
解き方全体を書き直す前に、その空らんに当てはまる1段階のきまりを説明させます。
理解度を確かめる質問
- 空らんは計算に使う数かな、それとも計算の答えかな?どんな計算で求められるかな?
- 求めた数を元の式に入れると、等号の両側は同じ値になるかな?
- 例題「□ + 1/3 = 5/6」では、空らんの数をどうやって求められるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
はじめは3~5問を一緒に見て、同じ間違いが繰り返されていないか確認します。空らんの問題では、式にある数どうしの関係を読み取ります。足りない数が計算に使う数なのか、計算の答えなのかを先に確認し、求めた数を入れて等号の両側の値が同じか確かめます。単位の説明があいまいなときは計算量を増やさず、その概念の図や変換の練習に戻ります。
次の練習
- 同じ数を使ったかけ算の式とわり算の式を1組作る
- 記号が変わったとき、通分と逆数のどちらが必要か見分ける