指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
小数第1位−小数第2位
この活動で学習する内容は「小数第1位−小数第2位」です。「まちがった計算の手順を直す」方法で練習します。小数点をそろえてから小さい単位から引きます。引けないときは、すぐ左の位の1を今の位の10にします。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 小数点をそろえてから小さい単位から引きます。引けないときは、すぐ左の位の1を今の位の10にします。
- 間違った答えをすぐに消さず、最初に違いが生じた段階に印をつけます。右側の空らんには、その段階から正しい計算を書き、元の式で確かめます。
例題と解き方
5.3−5.29の筆算を見て、まちがいを見つけて正しく直しましょう。
- 5.3は小数第1位までの数なので、5.30と書いて小数点をそろえます。
- 小数第2位で10−9=1、小数第1位は2−2=0、一の位は5−5=0となり、差は0.01です。
- 答えの小数点をそろえた位置に書き、0.01とします。
- 0.01+5.29=5.30なので、元の式でも確かめられます。
例題の答えを見る
0.01よくある間違いと教え方
各位で大きい数から小さい数を引いたり、借りた位の数を減らさなかったりする
上の数から下の数を引くという向きを保ちます。1を借りた位は1小さくなり、借りた先の位は10大きくなります。
答えだけを見て、計算の理由を省いてしまう
間違った答えをすぐに消さず、最初に違いが生じた段階に印をつけます。右側の空らんには、その段階から正しい計算を書き、元の式で確かめます。
理解度を確かめる質問
- 5.3を5.30と書くと、どの位がそろうかな?
- 5.30−5.29の答えに5.29を足すと、いくつになる?
- 答えの小数点は、筆算の小数点とどこにそろえる?
プリントの活用と丸つけ後の指導
初めは3~5問を一緒に読み、残りは子どもが解きます。「まちがった計算の手順を直す」で間違えた問題は、小数第1位−小数第2位の単位をもう一度説明してから、数を変えた問題を1問だけ解き直します。速さより、同じ間違いが繰り返されているかを見ましょう。
次の練習
- 5.3−5.29の誤った答えを正しく直し、5.3を5.30とそろえて計算できるか確かめましょう。
- 5.3−5.29では、5.3を5.30と書くとどの位がそろうか説明してみましょう。