指導ガイド
計算結果と等しい分数を結びつける
帯分数+真分数・整数部分へのくり上がりあり
帯分数+真分数で、整数部分へのくり上がりがある場合を扱う指導資料です。分母が同じ分数は、単位分数がいくつ分あるかを数えて足します。帯分数では整数部分と分数部分を分けて考えます。分数部分が1以上になったら、できた1を整数部分にくり上げます。結びつけるときは、見た目で選ばず、それぞれの値を計算して比べます。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数、約分、仮分数と帯分数の変換
指導の進め方
- 整数部分はそのままにして、分数部分の分子どうしを足します。和が1以上なら、1を整数部分にくり上げます。
- 左の式を1つ選び、その値を計算します。
- 同じ値の答えを右から見つけ、どうして同じになるか説明してもらいます。
- 例題の左の式は1 4/5+2/5=11/5です。11/5は2 1/5なので、②と結びつけます。
例題と解き方
左の計算 1 4/5 + 2/5 と同じ値を、右の① 12/5 ② 2 1/5 から見つけて結びつけましょう。
- 左の計算をして、11/5を求めます。
- 12/5は2 2/5、11/5は2 1/5です。分数部分が違うので②と結びつけます。
例題の答えを見る
②に結びつけるよくある間違いと教え方
分母まで足す
分母は分数の大きさを表します。分子を計算する前に、2つの分数の大きさが同じか説明してもらいます。
分子や数字の形だけが同じ項目を結びつける
必要に応じて、約分・通分や図の分数の数を使って、2つの値が同じことを確かめます。
理解度を確かめる質問
- 分母は足さず、分子だけを足すのはどうしてかな?
- 分数部分の和が全体の1をこえると、整数部分はどう変わるかな?
- 12/5は帯分数にするといくつかな? 2 1/5と同じか確かめてみよう。
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず1 4/5+2/5を計算して11/5を出します。右の2 1/5と同じ値か確かめてから、ほかの式も一組ずつ結びつけましょう。
次の練習
- 和が1より小さい場合と1以上の場合を並べて解く
- 求めた和から一方の数を引き、もう一方の元の数になるか確かめる