指導ガイド
通分の手順の空らんをうめる
公倍数で通分する
公倍数で通分することを扱う指導資料です。通分とは、大きさの異なる分数の単位をそろえることです。2つの分母の公倍数を共通分母に決め、分子も同じ倍数で変えます。空らんをうめる問題では、前後の式の関係を読み取ります。空らんに入る数が結果なのか、単位を変換するための数なのかをまず確認し、等号の左右の値が同じか確かめます。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
指導の進め方
- それぞれの分母から共通分母まで何倍するか、別々に求めます。
- すでに書かれている数がどのような役割をしているか確認します。
- 空らんを1つうめたあと、前後の式が同じ値か確認します。
- 問題1の1/5と1/2をそれぞれ4倍、10倍して、4/20と10/20にする手順を確かめます。
例題と解き方
問題1の1/5 = □/20, 1/2 = □/20の空らんをうめましょう。
- 1/5は分子と分母に4を掛けて4/20にします。
- 1/2は分子と分母に10を掛けて10/20にします。
例題の答えを見る
4, 10よくある間違いと教え方
2つの分子に同じ倍数をまとめて掛ける
2から6は3倍、3から6は2倍なので、それぞれの分子に掛ける数は異なります。
空らんに前にある数字をそのまま入れる
解き方全体を書き直す前に、その空らんに当てはまる1段階の規則を説明してもらいます。
理解度を確かめる質問
- 共通分母が2つの分母の両方の倍数だと、どうやって確かめるのかな?
- それぞれの分子に掛ける倍数が違うことがあるのはどうしてかな?
- 20は5と2のどちらでも割り切れるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
初めは3~5問を一緒に見て、同じまちがいを繰り返していないか確認します。空らんをうめる問題では、前後の式の関係を読み取ります。空らんに入る数が結果なのか、単位を変換するための数なのかをまず確認し、等号の左右の値が同じか確かめます。単位の説明があいまいなときは計算量を増やさず、その概念の図や変換の練習に戻ります。
次の練習
- 2つの公倍数で通分し、どちらも同じ値か確かめる
- 通分した2つの分数で、大きさを比べる問題を1問解く