指導ガイド
計算順序をまちがえた解き方を直す
かっこのある混合計算
計算の種類と( )の有無を見て計算の順序を決め、一段階ずつ式を書き換えます。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を上から一段階ずつ確かめます。最初にまちがえたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右の欄に正しい解き方を書きます。
- ( )の中を先に計算します。
- ( )の中を計算したあとは、かけ算・わり算をたし算・ひき算より先に計算し、同じ優先順位の計算は左から行います。
- 先に計算した部分だけを答えに置き換え、残りの式はそのまま続けて書きます。
例題と解き方
ある子が「2×(2+2)=4+2=6」と計算しました。まちがいを見つけて、正しく直して書きましょう。
- かっこの中の2+2を先に計算せず、外の2を中の最初の2だけにかけて4+2にしたところがまちがいです。
- ( )の中の2+2を先に計算します。
- 2+2=4なので、2×(2+2)=2×4=8です。
- 正しい解き方は2×(2+2)=2×4=8です。( )の中を先に計算すると説明します。
例題の答えを見る
2×(2+2)=2×4=8よくある間違いと教え方
いつも左から計算したり、残った記号を変えたりします。
最初に計算する部分に印を付け、残りの数と記号をそのまま書き移す練習をします。
答えだけを直して、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえた段階と、直した理由を一緒に話してもらいます。
理解度を確かめる質問
- この式で最初に計算するところはどこかな?その理由も教えてね。
- 2×(2+2)なら、かっこの中は2+2で4だね。2×4はいくつかな?
- まちがいが始まった最初の計算はどこかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の正しい解き方2×(2+2)=2×4=8を子どもが説明できるか見ます。最初に計算するところを選んだ理由と、残した式の記号が正しいかを確かめます。まちがった答えを見てすぐに直させず、例のように最初にまちがえた計算を指さし、理由を説明してもらいます。
次の練習
- 最初に計算するところを選んだ理由と、残した式の記号が正しいかを確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 2×(2+2)が難しければ、2×(1+1)で考えてみましょう。かっこの中を先に計算するところから、一緒に式を書きます。