指導ガイド

まちがった計算の手順を直す

帯分数+帯分数・整数部分へのくり上がりあり

まちがった答え11/5を直します。整数部分だけで3、分数部分は7/5なので、和は4 2/5。どこでくり上げが抜けたか見直します。

まず確認すること

指導の進め方

  1. 分母が同じなので通分は不要です。整数部分どうし、分数部分どうしを足します。
  2. まず元の計算を別にして、答えのおよその大きさを予想します。
  3. まちがった行を見つけ、なぜ値が変わったのか言葉で説明してもらいます。
  4. 例題のまちがいの原因と直した結果を、子どもにもう一度説明してもらいます。

例題と解き方

まちがった解き方:1 4/5 + 2 3/5 = 11/5。まちがいを直しましょう。

  1. まちがいの理由:分母まで足したため、単位が変わっています。分母は同じままにします。
  2. 帯分数を仮分数に直すか、整数部分と分数部分を分けて計算します。
  3. 分母はそのままにして分子どうしを足します。
  4. 答えを約分し、必要なら帯分数に直します。
  5. 1 4/5 + 2 3/5 = 22/5 = 4 2/5
  6. 直した答えを元の計算に当てはめるか、逆算で確かめます。
例題の答えを見る4 2/5

よくある間違いと教え方

分母まで足す

分母は、1をいくつに等しく分けたかを表します。分母が同じなら、1/5などの一つ分の大きさも同じです。分子を足す前に、一つ分の大きさをそろえる理由を話してもらいます。

まちがった答えだけを消し、理由を確かめない

計算のきまりをまちがえて使った最初の段階と、単純な計算まちがいを区別して示します。

理解度を確かめる質問

プリントの活用と丸つけ後の指導

1 4/5 + 2 3/5では、分数部分の7/5から1を整数部分にくり上げるところを見ます。迷ったら7/5を1と2/5に分けて図に表し、そのあと同じ形の問題を数問解きます。まちがった式は、直した答えだけでなく、どこを直したかも話してもらいます。

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