指導ガイド
筆算の空らんをうめる
小数第3位までのたし算
この活動の学習内容は「小数第3位までのたし算」です。「筆算の空らんをうめる」方法で練習します。一の位どうし、小数第1位どうし、小数第2位どうし、小数第3位どうしをたします。小数点以下の桁数が異なる場合は、空いている位に0を書いて位をそろえます。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を見分け、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 一の位どうし、小数第1位どうし、小数第2位どうし、小数第3位どうしをたします。小数点以下の桁数が異なる場合は、空いている位に0を書いて位をそろえます。
- 空らんがどの位なのかをまず確かめます。その位の計算とくり上がりを見て数を求め、空らんをうめた結果が全体の計算と合っているか確認します。
例題と解き方
次の筆算の□にあてはまる数を書きましょう:
2.345
+ 1.276
-------
3.62□
- 2.345と1.276は、小数点以下の桁数を3桁にそろえて、2.345、1.276と書きます。小数点をそろえて縦に並べます。
- 小数第3位では5+6=11なので、1を書き、小数第2位に1をくり上げます。小数第2位では4+7+1=12なので、2を書き、小数第1位に1をくり上げます。
- 小数第1位では3+2+1=6、一の位では2+1=3です。小数点をそろえて和を書くと、もとの式の答えは3.621です。
- 空らんは和の小数第3位です。5+6=11で、その位に書く数字は1です。
- 空らんに1を入れると3.621になり、計算した和と同じになります。
例題の答えを見る
1よくある間違いと教え方
小数点ではなく数字の右端をそろえたり、くり上がった1を書き忘れたりする
小数点に縦線を引いて、同じ単位どうしをたしているか確認します。ある位の和が10以上なら、左の位に1をくり上げます。
答えだけを見て、解き方の理由を省いてしまう
空らんがどの位なのかをまず確かめます。その位の計算とくり上がりを見て数を求め、空らんをうめた結果が全体の計算と合っているか確認します。
理解度を確かめる質問
- 8.453の5と0.244の小数第2位の4は、どちらも何の位かな?
- 8.453+0.244=8.69□の□に7を入れて、答え8.697が合うか確かめてみようか?
- 8.453+0.244の小数第3位どうしをたすと、いくつかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
はじめは3~5問を一緒に読み、残りはお子さんが解きます。「筆算の空らんをうめる」で間違えた問題は、小数第3位までの位の値とくり上がりをもう一度説明してから、数字を変えた問題を1問だけ確認します。速さより、同じ間違いが繰り返されているかを見てください。
次の練習
- 代表例題2.345+1.276の空らんを答えを隠してもう一度うめ、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「筆算の空らんをうめる」で説明に困った段階だけをもう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算を使って、原因を見分けます。