指導ガイド
まちがいを直そう
整数−真分数
「2−2/5=0」は、整数の2と分数の2/5をそのままひいているのが誤りです。2を1 5/5に直して考えると、正しい答えは1 3/5です。
まず確認すること
- 全体の1つ分と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数と約分、仮分数・帯分数の変換
指導の進め方
- ひく真分数の分母を確認し、整数の1をその分母に合わせて分数に直します。
- まず、もとの計算を別に行って、答えのおよその大きさを予想します。
- まちがった行を見つけ、なぜ値が変わったのか言葉で説明してもらいます。
- 2を1 5/5に直したあと、答え1 3/5に2/5をたすと2に戻ることを確かめます。
例題と解き方
まちがった解き方:2 − 2/5 = 0。まちがいを直しましょう。
- まちがいの理由:整数の2と分子の2は表す単位が違うので、そのままひくことはできません。2を1 5/5に直して計算します。
- 整数部分の1はそのままにし、分数部分は分母5のまま分子どうしをひいて、3/5を求めます。
- 3/5はこれ以上約分できません。整数部分の1と合わせると1 3/5です。
- 2 − 2/5 = 1 3/5
- 1 3/5にひいた数2/5をたすと2になるか確かめます。
例題の答えを見る
1 3/5よくある間違いと教え方
分母までひく
分母は部分の大きさを表します。分子を計算する前に、2つの部分の大きさが同じか説明してもらいます。
まちがった答えだけを消して、理由を確かめない
計算のきまりをまちがえて使った最初の段階と、単純な計算まちがいを区別して示します。
理解度を確かめる質問
- 2を1 5/5に直すと、整数はいくつ残る?
- 5/5から2/5をひくといくつ?
- 1 3/5に2/5をたすと、もとの2に戻るかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
答えを先に教えず、最初に値が変わった行を見つけてもらいます。2を1 5/5に直して計算し直し、最後はひいた数をたして確かめます。
次の練習
- 繰り下がりのないひき算と、あるひき算を1問ずつ比べる
- 求めた差にひいた数をたして、もとの数を確かめる