指導ガイド

通分をまちがえた分数を直す

公倍数で通分する

公倍数で通分することを扱う指導資料です。通分とは、大きさの異なる分数の単位をそろえることです。2つの分母の公倍数を共通分母に決め、分子も同じ倍数で変えます。まちがいを見つける活動では、答えだけを教えず、初めて値が変わった行を子ども自身に見つけてもらいます。正しい部分はそのまま残し、そこから計算し直してもらいます。

まず確認すること

指導の進め方

  1. それぞれの分母から共通分母まで何倍するか、別々に求めます。
  2. まず、もとの計算とは別に計算し、答えのおよその大きさを予想します。
  3. まちがえた行を見つけ、なぜ値が変わったか言葉で説明してもらいます。
  4. 代表的な例題で、まちがいの原因と直した結果を子どもにもう一度説明してもらいます。

例題と解き方

問題1の1/6と1/3を分母18で通分し、正しい式に直しましょう。

  1. 1/6は分子と分母に3を掛けて3/18です。
  2. 1/3も分母を18にそろえるには、分子と分母に6を掛けて6/18です。7/21は1/3と同じ大きさですが、分母が18にそろっていません。
例題の答えを見る1/6 = 3/18, 1/3 = 6/18

よくある間違いと教え方

2つの分子に同じ倍数をまとめて掛ける

2から6は3倍、3から6は2倍なので、それぞれの分子に掛ける数は異なります。

まちがった答えを消すだけで理由を確かめない

計算の規則を誤って使った最初の段階と、単純な計算まちがいを区別して示します。

理解度を確かめる質問

プリントの活用と丸つけ後の指導

初めは3~5問を一緒に見て、同じまちがいを繰り返していないか確認します。まちがいを見つける活動では、答えだけを教えず、初めて値が変わった行を子ども自身に見つけてもらいます。正しい部分はそのまま残し、そこから計算し直してもらいます。単位の説明があいまいなときは計算量を増やさず、その概念の図や変換の練習に戻ります。

次の練習