指導ガイド
位がずれた式を直す
小数の末尾に0を付けてくり下がりの準備をする
この活動の学習内容は「小数の末尾に0を付けてくり下がりの準備をする」です。「位がずれた式を直す」方法で練習します。小数点をそろえてから小さい単位からひきます。ひけないときは、すぐ左の位の1を、今の位の10に置き換えます。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 小数点をそろえてから小さい単位からひきます。ひけないときは、すぐ左の位の1を、今の位の10に置き換えます。
- まちがった答えをすぐに消さず、最初に違いが生じた段階に印を付けます。右側の空らんには、その段階から正しい計算を書き、もとの式で確かめます。
例題と解き方
まちがって書かれた式0.42−1.37を見ましょう。もとの式4.2−1.37の小数点をそろえた式と答えを書きましょう。
- 小数第1位までの数の末尾に0を付けても、数の大きさは変わりません。
- 4.2を4.20と書き、1.37と小数点をそろえます。4.20-1.37=2.83です。
- もとの数の大きさを変えずに、同じ位どうしを計算します。
例題の答えを見る
4.20−1.37=2.83よくある間違いと教え方
それぞれの位で大きい数字から小さい数字をひいたり、くり下げた位の数を減らさなかったりする
上の数から下の数をひくという向きを保ちます。1をくり下げた位は1小さくなり、受け取った位は10大きくなります。
答えだけを見て、計算の理由を飛ばす
まちがった答えをすぐに消さず、最初に違いが生じた段階に印を付けます。右側の空らんには、その段階から正しい計算を書き、もとの式で確かめます。
理解度を確かめる質問
- この問題の4.2-1.37では、それぞれの数字はどの位を表しているかな?
- 4.2を4.20と書いて1.37を引くと、答えはいくつかな?
- 4.2を4.20と書くと、1.37と小数点をそろえられるね。答えはいくつかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は4.2を4.20に直して1.37を引くところを一緒に確かめ、あとはお子さんに任せましょう。
次の練習
- 代表例題4.2-1.37の答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「位がずれた式を直す」で説明に困った段階だけ、もう一度練習します。数字を読み取るのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算を使って、原因を見分けます。