指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
十いくつから1けたを引く(くり下がりなし)
同じ位どうしを引いて、残りの数または2つの数の差を求めます。このタイプでは、どの位も上の数が下の数より小さくないため、位をくり下げずに計算します。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を上から順に、1段階ずつ確かめさせます。最初にまちがえたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右側の欄に正しい解き方を書きます。
- 引く数と、最初の数の同じ位をそろえます。
- 一の位から、上の数から下の数を引きます。
- 求めた差に引く数を足すと、最初の数になるか確かめます。
例題と解き方
17 − 5を計算しましょう。ある子が答えを「13」と書きました。まちがいを直しましょう。
- 書かれている13が正しいか、17−5を計算し直します。
- 一の位:7−5=2。
- 十の位:1−0=1。
- 差は12です。12+5=17となることを確かめます。
- 正しい答えは12です。一の位は7−5=2なので、13の3を2に直します。
例題の答えを見る
12よくある間違いと教え方
ひき算をたし算のように計算したり、上下の数を入れ替えたりします。
最初の個数から引く個数を実際に取り除き、残った数を数えてみましょう。どの位で、どちらの数からどちらの数を引くのか読みます。
答えだけを直し、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえた段階と、直した理由を一緒に言わせてください。
理解度を確かめる質問
- 差に引いた数をもう一度足すと、最初の数になるかな?
- 17個から5個取ってみよう。10個のまとまりと、ばらはいくつ残る?
- 17−5の答えが13になっているね。7−5はいくつかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、代表例の答え12をお子さんが説明できるか確認します。残った部分と引いた部分を合わせると最初の数になるかを見ます。まちがった答えを見てすぐ直させず、例のように最初にまちがえた計算を指し、その理由を説明させます。
次の練習
- 17−5=13の誤りを直したら、7−5=2から答えの一の位を直す理由を話してもらいましょう。
- 一人で説明するのが難しい場合は、代表例の数をもっと小さくして、物を使って確かめます。