指導ガイド
見積もりと実際の計算結果を比べる
計算結果の大きさと小数点を確認する
この活動の学習内容は「計算結果の大きさと小数点を確認する」です。「見積もりと実際の計算結果を比べる」方法で練習します。計算する前に演算記号を確かめます。たし算・ひき算では位をそろえ、かけ算・わり算では単位がどのように変わるか考えます。
まず確認すること
- 小数第1位から第3位までの位の大きさを理解している
- 同じ位の数字を見分け、整数の基本的な計算ができる
指導の進め方
- 計算する前に演算記号を確かめます。たし算・ひき算では位をそろえ、かけ算・わり算では、小数点の位置や答えの大きさに気をつけます。
- 見積もりは正確な答えと異なることがあります。問題用紙には見積もる基準が決められていないので、計算しやすい数に置き換え、どの数に置き換えたか説明します。
- 見積もった値と実際の計算結果を記録し、どちらが大きいか理由も添えて比べます。
例題と解き方
2.4 × 0.7を見積もり、実際の値を計算して比べましょう。
- 2.4は約2、0.7は約1なので、見積もりは2×1=2です。
- 実際の値を計算するため、2.4は24÷10、0.7は7÷10と表し、整数の積24×7=168を求めます。
- これを100で割ると、実際の計算結果は1.68です。
- 見積もった値2と実際の計算結果1.68をそれぞれ記録します。
- 見積もった値2と実際の計算結果1.68を比べると、2のほうが大きいです。
- 2−1.68=0.32なので、見積もった値は実際の計算結果より0.32大きいです。
例題の答えを見る
見積もり2、実際の値1.68(見積もりのほうが0.32大きい)よくある間違いと教え方
前の問題の計算方法を次の問題にもそのまま使う
それぞれの式の演算記号を指で押さえ、計算方法を一文で言ってから解きます。
答えだけを見て、解き方の理由を省く
見積もった値と実際に計算した値を比べます。どちらが大きいか根拠を話し、2つの値を記録します。
理解度を確かめる質問
- この問題の2.4×0.7で、それぞれの数字が表す単位を言ってみようか?
- どの数に置き換えて見積もったかな?見積もった値と実際に計算した値では、どちらがどれだけ大きいかな?
- 「見積もりと実際の計算結果を比べる」では、まず確かめるのは計算記号かな、それとも位の単位かな?理由も話してみよう。
プリントの活用と丸つけ後の指導
2.4×0.7を2×1と見積もり、実際の答え1.68と比べるところを一緒にやってみましょう。
次の練習
- 代表問題2.4×0.7を答えを隠してもう一度解き、見積もった値と実際に計算した値を比べ、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「見積もりと実際の計算結果を比べる」で説明につまずいた段階だけをもう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表、計算が難しければ整数の計算で原因を見分けます。