指導ガイド

いちばん大きい分数といちばん小さい分数を見つける

単位分数の大きさを比べる

単位分数の大きさを比べる学習のための指導資料です。単位分数は、分母が大きいほど小さくなります。同じ全体をより多くに分けると、かけら1つ分が小さくなるためです。それぞれの数を同じ基準で判断することが、比べる活動のポイントです。順序を決めた後、隣り合う2つの数をもう一度比べると、真ん中の順序の間違いを見つけやすくなります。

まず確認すること

指導の進め方

  1. 同じ全体をそれぞれ3等分、5等分したときの、かけら1つ分を比べます。
  2. 比べる単位が同じかを確かめます。
  3. 最小値・最大値、または隣り合う2つの数の大きさを、根拠とともに確かめます。
  4. 代表例では、分母が最も小さい分数をいちばん大きい数に、分母が最も大きい分数をいちばん小さい数に選べたかを確かめます。

例題と解き方

1/4, 1/3, 1/5のうち、いちばん大きい数といちばん小さい数を書きましょう。

  1. 単位分数は分母が大きいほど小さいので、分母の4, 3, 5を比べます。
  2. 分母が最も小さい1/3がいちばん大きい数で、分母が最も大きい1/5がいちばん小さい数です。
例題の答えを見るいちばん大きい数 1/3, いちばん小さい数 1/5

よくある間違いと教え方

分母が大きい分数を大きい数だと判断する

同じ大きさの全体を描いた図で、かけら1つ分の面積を直接比べます。

表し方の数字が大きいほうを、いつも大きい値だと判断する

同じ全体の図や通分した表し方で、実際の大きさを確かめます。

理解度を確かめる質問

プリントの活用と丸つけ後の指導

最初は3~5問を一緒に見て、同じ間違いが繰り返されていないか確認します。それぞれの数を同じ基準で判断することが、比べる活動のポイントです。順序を決めた後、隣り合う2つの数をもう一度比べると、真ん中の順序の間違いを見つけやすくなります。単位の説明があいまいな場合は、計算量を増やさず、この概念の図や変換の練習に戻ります。

次の練習