指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
2けた−2けた(くり下がりあり)
同じ位どうしを引き、必要な場合は左の位の1つ分を10個に分けて考える方法を学びます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解していること
- 1けたのたし算・ひき算、または九九
指導の進め方
- まちがった計算を上から一つずつ確かめてもらいます。最初にまちがえたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右の欄に正しい計算を書きます。
- ひく数とひかれる数の同じ位の数字をそろえます。
- 一の位からひきます。上の数字が小さいときは、すぐ左の位から1くり下げて10にします。
- くり下げた位の数字も1小さくしたか確かめ、差にひく数をたして最初の数になるか確かめます。
例題と解き方
62 − 37を計算しましょう。ある子が答えを「26」と書きました。まちがいを直しましょう。
- 子どもの答えをそのまま信じず、もとの条件と計算を確かめます。
- 一の位では2から7をひけないので、左の位からくり下げます。この位の数は12になります。
- 一の位:12−7=5。
- 十の位:5−3=2。
- 差は25です。25+37=62となることを確かめます。
- 正しい答えは25です。どの位、またはどの関係でまちがえたのかを話してもらいます。
例題の答えを見る
25よくある間違いと教え方
くり下げたあと、左の位の数字をそのままにします。
位取りの模型で1つ分を分けてみましょう。0の位を通ってくり下げると、途中の位が9になる理由を説明してもらいます。
答えだけ直して、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえた段階と、直した理由をいっしょに話してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- 左の位から1つ分をもってくると、その位はどう変わるかな?
- 例の62−37が25になるわけを、ものや計算で見せてくれる?
- まちがった答えになり始めた最初の計算は、どの部分かな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え25になるわけを子どもが説明できるか見ます。答えの25に37をたすと62に戻るか、一緒に確かめましょう。まちがった答えを見てすぐ直させず、最初にまちがえた計算を指し、その理由を説明してもらいます。
次の練習
- 62−37を26と書いたまちがいは、一の位の12−7=5から見直せます。答えを25に直し、25+37=62になるかも確かめましょう。
- 一人で説明するのが難しければ、例の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。