指導ガイド
わり算のまちがった手順を直す
3けた÷1けた
割る数が何回入るかを求め、余りが割る数より小さいか確かめます。
まず確認すること
指導の進め方
- まず、書かれた答えと計算が、もとの条件に合っているか確かめます。
- 大きい位から割り、商をその位にそろえて書きます。
- 各位で求めた商と割る数をかけた数を引き、次の位の数字があれば下ろして、同じ手順を繰り返します。
- 割る数×商+余りが最初の数と同じか、余りが割る数より小さいか確かめます。
例題と解き方
725÷3の商と余りを求めましょう。ある子が筆算の最後に5÷3=2と書き、商を242にしました。間違いを見つけて直しましょう。
- 子どもが書いた答えをそのまま信じず、もとの条件と計算を確かめます。
- 7÷3の商は2で、7−6=1です。2を下ろしてできた12を3で割ると4で、12−12=0です。したがって、商の百の位の2と十の位の4は正しいです。
- 5を下ろした後、5÷3の商を2としたところが間違いです。3×2=6は5より大きいので、商の一の位を1に直します。5−3=2なので、余りは2です。
- 3×241+2=725になるので、もとの数に戻ります。あまりの2も、わる数の3より小さく、答えは合っています。
- したがって、直した答えは商241、余り2です。最後の段階で5÷3の商を2から1に直したことを説明します。
例題の答えを見る
商241、余り2よくある間違いと教え方
残った数が割る数以上なのに、計算をやめてしまいます。
残った数で3のまとまりをもう一つ作れないか見ます。商に0が入る位も、0を書いておきましょう。
答えだけを直して、間違った途中の計算を残してしまいます。
最初に間違えた段階と、直した理由を一緒に説明してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- 残りの2個で、3個の組がもう1つできるかな?
- 241×3+2=725になるんだね。絵か式を使って、どうしてそうなるか教えてくれる?
- 5÷3の商を2にしてもいいかな? 3×2と5を比べてみよう。
プリントの活用と丸つけ後の指導
代表例の答えが商241、余り2になる理由を子どもが説明できるか、まず確認します。商と余りを入れ替えて書いていないか、余りが割る数より小さいかを見ます。間違った答えをすぐに直させず、例のように最初に間違えた計算を指し示してから、理由を説明してもらいます。
次の練習
- 商と余りを入れ替えて書いていないか、余りが割る数より小さいかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 自分で説明するのが難しければ、代表例の数をもっと小さい数に変え、物を使って確かめます。