指導ガイド
筆算で計算する
2けた×2けた
乗法九九を多桁の計算に広げ、部分積の位を正しく捉えます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解する
- 1けたの加法・減法、または乗法九九
指導の進め方
- 二つの数の一の位をそろえて筆算を書きます。一の位から計算し、次の段に進むときは位取りや繰り上がりも声に出して確かめましょう。
- かける数を一の位と十の位に分けて考えます。
- 一の位の数をかけた部分積を求めます。かける数が2けたなら、十の位の部分積も求めます。
- 部分積は実際の位に合わせて足します。十の位をかけた行は、一つ左の位に合わせます。
例題と解き方
24 × 36を計算しましょう。
- 36=30+6に分けます。
- 一の位の部分積:24×6=144。
- 十の位の部分積:24×30=720。
- 144+720=864。
例題の答えを見る
864よくある間違いと教え方
十の位の部分積を一の位に合わせて書きます。
かける数の十の位の数字が、実際には何十を表すか言ってもらいましょう。1けたのかけ算では、かけたあとに繰り上げた数を足したか確かめます。
数字の左端をそろえて、異なる位どうしを計算します。
同じ位どうしが縦にそろっているか、まず確かめてください。
理解度を確かめる質問
- この部分積は何をかけた数で、どの位に合わせればいいかな?
- 例題の24×36が864になる理由を、ものや計算を使って見せてくれる?
- この数をものや位ごとのまとまりで表すと、どうなるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例題の答え864をどうしてそうなるのか、お子さんが説明できるか見ます。各位の積と繰り上げる数、または部分積の位置が合っているかを確認します。最初の2問は解き方を声に出して説明してもらい、その後の3問は一人で解いてもらいます。同じ間違いが続くときは計算量を増やさず、問題を絵やものを使って表します。
次の練習
- 各位の積と繰り上げる数、または部分積の位置が合っているかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 一人で説明するのが難しければ、例題の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。