指導ガイド

まちがった計算の手順を直す

何十から引く

同じ位どうしをひき、必要なときは左の位の1つ分を10個に分けて表す考え方を身につけます。

まず確認すること

指導の進め方

  1. まちがった解き方を上から1段階ずつ確かめてもらいます。最初にまちがったところを見つけたら、その段階から計算し直し、右の欄に正しい解き方を書きます。
  2. ひく数とひかれる数の同じ位の数字をそろえます。
  3. 一の位からひきます。上の数字が小さいときは、すぐ左の位から1つ分をもらい、10にします。
  4. くり下がりで1つ分を渡した左の位の数字も1小さくなっているか確認し、差にひく数をたしてもとの数になるか確かめます。

例題と解き方

60 − 6の筆算で、ある子どもが一の位を10−6=4、十の位を6−0=6と計算して、答えを64と書きました。まちがった計算の手順を見つけて、正しく直して書きましょう。

  1. 一の位に1つ分くり下げたあとも十の位の6をそのままにして、6−0と計算したところがまちがいです。
  2. 一の位では0から6をひけないので、十の位から1つ分くり下げます。十の位の数は5になり、一の位の数は10になります。
  3. 一の位:10−6=4。
  4. 十の位:5−0=5。
  5. 差は54です。54+6=60となることを確かめます。
  6. 十の位の計算を6−0=6から5−0=5に直すので、正しい答えは54です。
例題の答えを見る54

よくある間違いと教え方

くり下げたあと、左の位の数字をそのままにします。

60から6をひくとき、十の位の6から1つ分を一の位にくり下げると、十の位は5、一の位は10になります。模型を動かしながら、位ごとの数の変化を見てみましょう。

答えだけ直して、まちがった途中の計算を残します。

最初にまちがえたところと、直した理由を一緒に話してもらいましょう。

理解度を確かめる質問

プリントの活用と丸つけ後の指導

まず、例題の答え54を子どもが説明できるか見ます。残った部分とひいた部分を合わせるともとの数になるかに注目します。まちがった答えをすぐ直させず、例題のように最初にまちがえた計算を指してから、理由を説明してもらいます。

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