指導ガイド
わり算の筆算のまちがいを直そう
2けた÷1けた(余りあり)
割る数が何回入るかを求め、余りが割る数より小さいか確かめます。
まず確認すること
指導の進め方
- 間違った筆算を上から順に一段階ずつ確かめてもらいます。最初に間違えたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右側の欄に正しい筆算を書きます。
- 大きい位から割り、商をその位にそろえて書きます。
- 各位で求めた商と割る数をかけた数を引き、次の位の数字があれば下ろして、同じ手順を繰り返します。
- 割る数×商+余りが最初の数と同じか、余りが割る数より小さいか確かめます。
例題と解き方
85÷4の筆算で、ある子が最後に「4は5に2回入るので、商は22、余りは1」と書きました。間違いを見つけて直しましょう。
- 筆算の最後を見ます。4×2=8は5をこえるので、5の中に4は2つ入りません。
- 8÷4=2は正しいです。5を下ろしたあとは、4は5に1回入るので、商の一の位は1です。
- 5−4×1=1なので、商は21、余りは1です。
- 4×21+1=85です。1<4なので、余りの条件も合っています。
- したがって、直した答えは商21、余り1です。4が5に入る回数を2回から1回に直したことを説明します。
例題の答えを見る
商21、余り1よくある間違いと教え方
残った数が割る数以上なのに、計算をやめてしまいます。
もう1つ分作れるか確かめましょう。商に0が必要な位は省かず、位取りを保ちます。
答えだけを直して、間違った途中の計算を残してしまいます。
最初に間違えた段階と、直した理由を一緒に説明してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- この余りで、もう1つ分作れるかな?
- 4×22+1を計算してみよう。85になるかな?
- 5の中に4は2つも入るかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
代表例の答えが商21、余り1になる理由を子どもが説明できるか、まず確認します。商と余りを入れ替えて書いていないか、余りが割る数より小さいかを見ます。間違った答えをすぐに直させず、例のように最初に間違えた計算を指し示してから、理由を説明してもらいます。
次の練習
- 商と余りを入れ替えて書いていないか、余りが割る数より小さいかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 最後の5に4が何回入るか見直してみましょう。1回なので、商の一の位は1です。