指導ガイド
横式で計算する
仮分数−仮分数
仮分数−仮分数のひき算を扱う指導資料です。分母が同じ分数は、同じ大きさの部分の数を足したりひいたりします。自分で書く活動では、まず1問の解き方を言葉で説明してから、ひとりで解いてもらいます。速さよりも、単位と変換の理由を正しく保てているかを先に見ます。
まず確認すること
- 全体の1つ分と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数と約分、仮分数・帯分数の変換
指導の進め方
- 2つの数の分母と整数部分を確認し、必要な通分や単位の変換を先にします。
- 最初の問題では、考えた順番を話してもらいます。
- まず16/5−8/5を計算し、8/5を1 3/5に直すところまで見ます。
- 例題の解き方に単位を変える段階があるか確かめます。なければ、もとの単位を保つ理由を確認します。
例題と解き方
9/5 − 6/5
- 分母はそのままにして、分子どうしをひきます。
- 答えを約分し、必要なら帯分数に直します。
- 9/5 − 6/5 = 3/5
例題の答えを見る
3/5よくある間違いと教え方
分母までひく
分母は部分の大きさを表します。分子を計算する前に、2つの部分の大きさが同じか説明してもらいます。
答えが合っていれば理解したと判断する
16/5−8/5=8/5を1 3/5と表せるか、帯分数に直して確かめてもらいます。
理解度を確かめる質問
- この問題では、整数の1を分数に直す必要があるかな?まず、2つの分子を比べてみよう。
- 同じ単位の部分をひいて残った数は、式のどこに書くのかな?
- 例題「9/5 − 6/5」では、答えを別の表し方や逆の計算で確かめるには、どんな計算をすればいいかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に見て、同じまちがいがくり返されていないか確かめます。自分で書く活動では、まず1問の解き方を言葉で説明してから、ひとりで解いてもらいます。速さよりも、単位と変換の理由を正しく保てているかを先に見ます。単位についての説明があいまいなときは、計算問題を増やさず、該当する概念の図や変換の練習に戻ります。
次の練習
- 繰り下がりのないひき算と、あるひき算を1問ずつ比べる
- 求めた差にひいた数をたして、もとの数を確かめる