指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
和が10のたし算
2つの1けたの数の和が10になる組み合わせを身につけます。一方の数が変わると、もう一方がどう変わるかを、全体の10を基準に考えます。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を上から一段ずつ確かめさせます。最初にまちがったところを見つけたら、その段階から計算し直し、右側の欄に正しい筆算を書きます。
- 10マスの図に、最初の数の分だけ印をつけます。
- 空いているマスの数を数え、2つ目の数と比べます。
- 2つの部分でちょうど10マスになるか確認します。
例題と解き方
6+4を筆算で計算した子どもが、答えを9と書きました。まちがいを見つけて、正しく直しましょう。
- 子どもは6と4を足して、答えを9と書いています。
- 一の位は6+4=10なので、0を書いて十の位に1を繰り上げます。
- 十の位に繰り上がった1を書くと、答えは10です。10−4=6で確かめられます。
- 答えの9を10に直し、右側の欄に正しい筆算を書きます。
例題の答えを見る
10よくある間違いと教え方
和が10になる組み合わせではなく、前後に続く数を答えます。
10マスのうち、すでに埋まっているマスと残っているマスを実際に分けて見てみましょう。
答えだけ直して、まちがった途中の計算をそのままにします。
最初にまちがえた段階と、直した理由を一緒に言わせてください。
理解度を確かめる質問
- 10マスのうち、まだ埋まっていないマスはいくつかな?
- 例の6+4の答えが10になる理由を、ものや計算で見せてくれる?
- 子どもが書いた筆算では、どの部分がまちがっているかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
代表例の答え10を子どもが説明できるか、まず確認します。2つの部分を合わせた数と全体が同じかに注目します。まちがった答えをすぐ直させず、例のようにまちがった計算を指し、その理由を説明させます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体が同じか確認してから、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 自分で説明するのが難しければ、10マスの図やものを使って、2つの数の和が10になるか確かめます。