指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
2けた+1けた(くり上がりあり)
一の位の和が10以上になると、十の位に1をくり上げます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解する
- 1けたのたし算と10をつくること
指導の進め方
- まちがった解き方を一の位から一段階ずつ確かめさせます。最初にまちがえたところを見つけ、そこから計算し直して、右の欄に正しい解き方を書きます。
- たす1けたの数が、2けたの数の一の位のすぐ下に書かれているか確認します。
- 一の位からたします。和が10以上なら、その一の位の数字を書き、十の位に1をくり上げます。
- 十の位の数字にくり上がった1をたして十の位に書き、和を読みます。
例題と解き方
37 + 6を計算しましょう。ある子どもが答えを「44」と書きました。まちがった答えを直しましょう。
- 子どものまちがった計算は「一の位:7+6=14、十の位:3+1=4、答え:44」です。最初のまちがいは7+6=14です。
- 一の位:7+6=13に直します。一の位に3を書き、十の位に1をくり上げます。
- 十の位:3+1=4。十の位に4を書きます。
- 和は43です。43−6=37となることを確かめます。
- したがって、直した答えは43です。一の位の計算を7+6=13に直すと、答えの一の位の数字も4から3に変わります。
例題の答えを見る
43よくある間違いと教え方
くり上がった1を次の位でたしません。
くり上がりの印と十の位の計算を結び付けて読ませてください。
答えだけを直し、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえたところと、直した理由を一緒に言わせてください。
理解度を確かめる質問
- この位で10個をまとめると、次の位にはいくつ上がるかな?
- 37+6のどこでまちがえたのかな? 7+6から確かめよう。
- まちがった答えにつながった最初の計算はどこかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例題の答え43を子どもが説明できるか見ます。2つの部分を合わせた数と全体の数が同じかどうかに注目します。まちがった答えをすぐに直させず、例題のように最初にまちがえた計算を指摘してから、その理由を説明させます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体の数が同じか確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 一人で説明するのが難しければ、例題を12+8のような、より小さい2けたの数と1けたの数のくり上がりのあるたし算に変え、物を使って確かめます。