指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
3けたのひき算(くり下がり1回)
同じ位どうしを引き、必要な場合は左の位の1つ分を10個に分けて考える方法を学びます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解していること
- 1けたのたし算・ひき算、または九九
指導の進め方
- まちがった計算を上から一つずつ確かめてもらいます。最初にまちがえたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右の欄に正しい計算を書きます。
- ひく数とひかれる数の同じ位の数字をそろえます。
- 一の位の4から8は引けないので、十の位から1くり下げて14−8を計算します。このとき、十の位は6から5になります。
- くり下げた位の数字も1小さくしたか確かめ、差にひく数をたして最初の数になるか確かめます。
例題と解き方
764 − 328を計算しましょう。ある子が答えを「437」と書きました。まちがいを直しましょう。
- 書かれた答えだけを見て判断せず、もとの式と計算を確かめましょう。
- 一の位では4から8をひけないので、左の位からくり下げます。この位の数は14になります。
- 一の位:14−8=6。
- 十の位:5−2=3。
- 百の位:7−3=4。
- 差は436です。436+328=764となることを確かめます。
- 正しい答えは436です。一の位は14−8=6になります。ここをもう一度見て、437になった理由を探しましょう。
例題の答えを見る
436よくある間違いと教え方
くり下げたあと、左の位の数字をそのままにします。
0のある位をまたいでくり下げると、間の位が9になることを、位取りブロックを使って確かめましょう。
答えだけ直して、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえた段階と、直した理由をいっしょに話してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- 764−328の一の位、4から8は引けないね。十の位から1くり下げたあとはどうなる?
- 764−328を筆算で計算すると436。くり下げる前後の位の数を、順に言ってみて。
- 437になったのは、どの計算からかな?一の位の14−8を見直してみよう。
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え436になるわけを子どもが説明できるか見ます。残った部分とひいた部分を合わせると、最初の数になるかが確認するポイントです。まちがった答えを見てすぐ直させず、例のように最初にまちがえた計算を指し、その理由を説明してもらいます。
次の練習
- 残った部分とひいた部分を合わせると最初の数になるか確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 一人で説明するのが難しければ、例の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。