指導ガイド
筆算で計算する
小数点以下1桁の小数×小数点以下2桁の小数
1.2は小数点以下1桁、0.03は2桁です。合わせて3桁になるように積に小数点を打つと、0.036です。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 12×3=36を計算し、小数点以下の桁を合わせて3桁にします。必要なら左に0を補います。
- 筆算の各段が何を表すかを確かめながら、積の小数点を正しい位置に打ちます。
例題と解き方
次の式を計算しましょう:1.2 × 0.03
- 1.2は12÷10、0.03は3÷100と表せます。
- 整数の積12×3=36を求めます。
- 36を1000で割ると0.036です。小数点以下は3桁になります。
- 1.2×0.03は0.036です。0.03は0.1より小さいので、積も0.12より小さくなります。
例題の答えを見る
0.036よくある間違いと教え方
2つの数の小数点の位置をそろえて掛けたり、積の小数点の位置を1桁まちがえたりする
1.2×0.03は12×3=36を1000で割って0.036です。小数点以下は、1桁と2桁を合わせて3桁にします。
答えだけを見て、計算の理由を省いてしまう
筆算の数字と小数点を読み、各段が表す計算を確かめます。途中の計算を省かず、最後に結果をもとの単位に戻します。
理解度を確かめる質問
- 12×3=36だね。1.2と0.03をもとに戻すとき、小数点以下は何桁にする?
- 0.03は0.1より小さいね。積は0.12より大きい?小さい?
- 12×3=36から、1.2×0.03が0.036になるのはどうしてかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
筆算では、1.2と0.03それぞれの小数点以下の桁数を数えるところを一緒に確認します。3~5問できたら本人に任せ、位置をまちがえた問題は似た式を1問だけ解き直します。
次の練習
- 代表例の1.2×0.03を答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「筆算で計算する」で説明につまった段階だけ、もう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算に戻って、原因を見分けます。