指導ガイド
絵から単位分数の個数を数える
帯分数を仮分数に直す
帯分数を仮分数に直す方法を扱う指導資料です。帯分数の自然数部分を同じ単位分数に直し、分数部分と合わせると仮分数になります。自然数と分子をそのまま足すのではありません。自分で書く活動では、まず1問を言葉で説明してから、ひとりで解いてもらいます。速さよりも、単位と変換の根拠を正しく保てているかを先に見ます。
まず確認すること
- 全体1つと、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
指導の進め方
- 自然数 × 分母に分子を足して、新しい分子を求めます。
- 最初の問題では、考えた順序を言葉で説明してもらいます。
- 次の問題はひとりで解いてもらい、答えを別の表し方や逆算で確かめます。
- 代表的な例題の解き方に単位を変える段階があるかを確認し、なければ、元の単位を保った理由を確かめます。
例題と解き方
全体が2つあり、1/5が3つあります。1/5は全部でいくつ分ありますか。
- 全体1つには1/5が5つあります。
- 全体2つ分の10個と、残りの3個を合わせます。
例題の答えを見る
13個よくある間違いと教え方
自然数と分子をそのまま足す
全体1つには単位分数が分母の数だけあることを、絵で確かめます。
答えが合っていれば、理解できたと判断する
どのきまりを使ったかを一文で説明してもらい、同じ形の問題をもう一度確かめます。
理解度を確かめる質問
- 自然数の部分を同じ単位の部分に直すと、いくつ分増えるかな?
- 仮分数で、全体1つ分をまとめるのに必要な部分の数は、どの数を見ればわかるかな?
- 例題「全体2つと、1/5の部分3つに、1/5はいくつありますか。」で、絵の全体の境目と、選んだ部分をそれぞれ指してくれる?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に見て、同じまちがいが繰り返されるかを確かめます。自分で書く活動では、まず1問を言葉で説明してから、ひとりで解いてもらいます。速さよりも、単位と変換の根拠を正しく保てているかを先に見ます。単位の説明があいまいなときは、問題数を増やさず、この考え方の絵や変換の練習に戻ります。
次の練習
- 仮分数と帯分数を両方向に直し、元の数と比べる
- 全体をもう1つ加えた絵を見て、分子がどう変わるか説明する