指導ガイド
同じ単位に直したわり算の式を完成させる
割られる数と割る数を同じ倍にする
この活動の学習内容は「割られる数と割る数を同じ倍にする」です。「同じ単位に直したわり算の式を完成させる」方法で練習します。問題に示された×10または×100に合わせて、2つの数をそれぞれ10倍または100倍します。2つの数を同じ倍にすると、商は変わりません。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っている
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができる
指導の進め方
- 問題に示された×10または×100を確かめます。割られる数と割る数をそれぞれ同じ倍にして、空らんに入る数を求めます。
- 式を見比べて、割られる数が何倍になったか確かめます。割る数も同じ倍にして、商が変わらないか確認します。
例題と解き方
0.46 ÷ 0.25 = 46 ÷ [ ]。2つの数をそれぞれ100倍したとき、空らんにあてはまる数を書きましょう。
- 割られる数0.46を46に変えるために100倍したので、割る数も100倍します。
- 0.25×100=25なので、46 ÷ 25です。
- 2つの数を同じ100倍にしたので、商は変わりません。
- 空らんに入る数は25です。
- 数を入れた式46 ÷ 25が、2つの数をそれぞれ100倍した式か確かめます。
- 空らんに25を入れ、もとの式と商が同じか確かめます。
例題の答えを見る
25よくある間違いと教え方
2つの数のうち片方だけを変えたり、異なる倍にしたりする
問題に示された×10または×100に合わせて、2つの数をどちらも同じ倍にしたか確認します。
答えだけを見て、計算の理由を省いてしまう
空らんの前後の式を一緒に読みます。示された計算の過程で必要な単位や数を求め、書き入れた値をもう一度代入して、両辺が等しいか確かめます。
理解度を確かめる質問
- 0.46÷0.25を46÷25に直すには、両方の数に何をしたかな?
- 0.46を46にしたとき、0.25も何にすれば商が変わらないかな?
- 割られる数を100倍したなら、商を同じにするには割る数を何倍すればいいかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に読み、残りは子どもが解きます。まちがえた問題は示された×10または×100を確かめ、2つの数をどちらも同じ倍にする理由をもう一度説明してから、数を変えた問題を1問だけ確かめます。速さよりも、同じまちがいを繰り返していないかを見てください。
次の練習
- 代表例題「0.46÷0.25=46÷[ ]」を、2つの数をそれぞれ100倍する条件に合わせて答えを隠してもう一度完成させ、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「同じ単位に直したわり算の式を完成させる」で説明に困った段階だけをもう一度練習します。数字が読みにくければ位取り表、計算が難しければ整数の計算を使って、原因を見分けます。