指導ガイド
わり算のまちがった手順を直す
何十で割る
割る数が何回入るかを求め、余りが割る数より小さいかを確かめます。
まず確認すること
指導の進め方
- 間違った筆算を上から順に、一つずつ確かめてもらいます。最初に間違えたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右側の欄に正しい計算を書きます。
- 大きい位から割り、商をその位に合わせて書きます。
- 商と割る数をかけた数を引き、次の位の数字を下ろして計算します。
- 割る数×商+余りがもとの数と同じか、余りが割る数より小さいかを確かめます。
例題と解き方
725÷30の商と余りを求めましょう。ある子どもが商を25とし、30×25=750、725−750=5と書きました。間違いを見つけて直しましょう。
- 30×25=750は725より大きいので、商の25は大きすぎます。725−750=5という引き算も間違っています。
- 商を24にすると、30×24=720です。
- 725−720=5なので、商は24、余りは5です。
- 30×24+5=725になるので、もとの数に戻ります。あまりの5も、わる数の30より小さく、答えは合っています。
- 直した答えは商24、余り5です。商を大きくしすぎたところと、間違った引き算を両方直します。
例題の答えを見る
商 24、余り 5よくある間違いと教え方
余りが割る数以上なのに、計算を終えてしまいます。
残った数で30のまとまりをもう一つ作れないか見ます。商に0が入る位も、0を書いておきましょう。
答えだけを直し、間違った途中の計算を残します。
最初に間違えたところと、直した理由を一緒に説明してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- 残りの5個で、30個の組がもう1つできるかな?
- 24×30+5=725になるんだね。絵か式を使って、どうしてそうなるか教えてくれる?
- 間違った答えにつながった最初の計算はどこかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
例題の答えが商24、余り5になる理由を、子どもが説明できるかまず確かめます。商と余りを書き間違えていないか、余りが割る数より小さいかに注目します。間違いを見てすぐ答えだけ直すのではなく、例題のように最初に間違えた計算を指し、その理由を説明してもらいます。
次の練習
- 商と余りを書き間違えていないか、余りが割る数より小さいかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 自分で説明するのが難しければ、例題の数をより小さな数に変え、物を使って確かめます。