指導ガイド
同じ単位の個数を使って式を完成させる
同じ分母の分数のひき算
同じ単位分数どうしを引く学習の指導資料です。同じ単位分数どうしを引くと、残った分数の個数が分子になります。1つ分の大きさは変わらないので、分母もそのままです。自分で書く活動では、まず1問を言葉で説明してから、一人で解いてもらいます。速さよりも、単位と変換の根拠を正しく保てているかを先に確認します。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 同じ大きさの分数の個数を数え、整数どうしのひき算をする
指導の進め方
- 初めの分数の個数と消す分数の個数をそれぞれ数えます。
- 最初の問題では、考えた順序を言葉にしてもらいます。
- まず2/3−1/3を一緒に解き、1/3が1つ残ることを図で確かめましょう。
- 例題の解き方に単位を変える段階があるか確認し、なければ元の単位のままにした理由を確かめます。
例題と解き方
5/7 − 2/7を同じ単位の個数で計算しましょう:5 − 2 = □ → □/7
- 1/7のかけら5個から2個を取り除くと3個残るので、1つ目の空らんには3を書きます。
- 残ったかけらも1/7単位なので、2つ目の空らんにも残った個数の3を書きます。残った量は3/7です。
例題の答えを見る
3, 3よくある間違いと教え方
分母も引いて0にする
1/7のかけら5個から2個を消すと3個残る絵を使います。
答えが合っていれば理解したと判断する
5/7から2/7を引いて1/7が3つ残る理由を、図を使って説明してもらいます。
理解度を確かめる質問
- 初めのかけらと、取り除くかけらはそれぞれ何個かな?
- かけらを消したあとも、1つ分の大きさは同じかな?
- 例題「5/7 − 2/7を同じ単位の個数で計算しましょう:5 − 2 = □ → □/7」では、残ったかけらの数と消したかけらの数をたして初めの数を確かめるには、どんな計算をすればいいかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に見て、同じ間違いが繰り返されるか確認します。自分で書く活動では、まず1問を言葉で説明してから、一人で解いてもらいます。速さよりも、単位と変換の根拠を正しく保てているかを先に確認します。単位の説明があいまいなときは計算量を増やさず、その概念の図や変換の練習に戻ります。
次の練習
- 同じ単位分数の絵で、消した部分と残った部分を数える
- 残った部分と消した部分を合わせて、初めの絵に戻す