指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
3けたのたし算(連続くり上がり)
同じ位どうしをたし、10個集まったら次の位の1個にする考え方を身につけます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解する
- 1けたのたし算・ひき算
指導の進め方
- 間違った解き方を一の位から1けたずつ確認させます。最初に間違った位を見つけたら、その位から計算し直し、直して書く欄に正しい解き方を書きます。
- 2つの数の一の位どうし、十の位どうし、百の位どうしを計算できるように、位をそろえます。
- 一の位からたします。和が10以上なら、一の位の数字を書き、次の位に1をくり上げます。
- 次の位では、2つの数字とくり上がった数をいっしょにたします。最後の位まで計算してから、和を読みます。
例題と解き方
278 + 356を計算しましょう。ある子どもは一の位で8+6=15と計算して5を書き、1をくり上げてから、答えを「635」と書きました。間違った計算の手順を見つけて、正しく直しましょう。
- 子どもの解き方では、8+6=15と計算して5を書き、1をくり上げています。この位の計算からもう一度確認します。
- 一の位: 8+6=14。4を書き、1を十の位にくり上げます。
- 十の位: 7+5+1=13。3を書き、1を百の位にくり上げます。
- 百の位: 2+3+1=6。6を書きます。
- 和は634です。634−356=278という式で確かめます。
- したがって、直した答えは634です。一の位の8+6を15と間違えて計算したところを14に直します。
例題の答えを見る
634よくある間違いと教え方
くり上がった1を次の位でたしません。
くり上がりの印と次の位の計算を結びつけて読ませてください。続けてくり上がるときは、くり上がった1をそのつど次の位の計算にたしたか確認します。
答えだけを直し、間違った途中の計算をそのままにします。
最初に間違えたところと、直した理由をいっしょに言わせてください。
理解度を確かめる質問
- この位で10個をまとめると、次の位にいくつくり上がるかな?
- 例の278+356が634になる理由を、物や計算で見せてくれる?
- 間違った答えになり始めた最初の計算は、どの部分かな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え634を子どもが説明できるかを見ます。2つの部分を合わせた数と全体が同じかどうかに注目します。間違った答えを見てすぐに直させず、例のように最初に間違えた計算を指し示してから、理由を説明させます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体が同じかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- まず115+185を計算し、一の位と十の位でくり上がるところを一緒に見直します。